18日、全日本スーパーフォーミュラ選手権(SF)第2戦オートポリスは予選日を迎えたが、荒天によりこの日の予選実施はキャンセルとなった。予選は方式を変えて、決勝日(19日)の朝に行なわれる。

予選日、九州のほぼ真ん中(大分県内の“熊本県寄り”の立地)にあるオートポリスは予報通り雨に見舞われた。しかも風が強く、5月中旬とは思えないくらいに寒い。タイムスケジュールは天候状況に影響されることとなり、朝8時50分開始予定だったSFのフリー走行は30分遅れで(実質的には短縮されて)始まり、走り出してからも赤旗中断が2度あるなどして最後は予定時刻の前に終了、正味の走行時間は10分少々といったところに留まった。

併催の全日本F3の決勝レース(今回3レース制の1レース目=14周)はスタートから3周終了までがセーフティカー先導ランながらも実施されるなどしていったが、SFの3段階ノックアウト方式予選の開始予定時刻、午後3時には雨が一段と強い状況に。ドライバーたちの多くはマシンに乗り込んでいたが、定刻には予選を開始できず、緊急のエントラントミーティングが開かれることになる。

そして3時20分頃、この日の予選実施はキャンセルとなったことが場内にアナウンスされた。その後、4時15分からは、雨の中をオートポリスまで来てくれたファンのためにSFドライバーたちの緊急サイン会が実施されている。

オートポリスでは昨年もSFの決勝レースが荒天で中止になった経緯があり、2年続けての似たような事態。天候ばかりはどうにもならないが、今年の場合は決勝日、明日19日の日曜が(土曜午後時点の予報を見る限りでは)走行不可能な天候状況にはならない見込みなので、そこが救いではあるが……。

予選は決勝日の朝、元来はフリー走行が予定されていた時間帯を拡大して実施されることになった。朝8時45分からの40分間で、3段階ノックアウト方式ではなく、いわゆる通常の計時予選になる(セッション時間内に出したベストタイム順で予選順位が決まる。“1段階式”と考えてもいい)。なお、この予選でのドライ用タイヤに関しては、ソフト、ミディアムの使用に制限は設けられないとのこと。

決勝250kmレース(54周)はもともとの予定通り、14時開始予定となっている。

実質ワンデー開催ともいえる格好になったSFオートポリス戦。土曜の状況は残念だったが、はたしてどんな展開の予選&決勝日になるのか、より凝縮された戦いが見られるであろう明日の日曜(19日)に向けて、新たな期待が高まりつつある。

*上記のタイムスケジュール等は18日午後6時の時点のもので、現地で伝えられている情報に基づく。

お昼のピットウォーク。《撮影 遠藤俊幸》

お昼のピットウォーク。《撮影 遠藤俊幸》

朝のフリー走行でトップタイムをマークしたのは#38 石浦宏明だった。《撮影 遠藤俊幸》

朝のフリー走行でトップタイムをマークしたのは#38 石浦宏明だった。《撮影 遠藤俊幸》

朝の2番手タイム、#16 野尻智紀。《撮影 遠藤俊幸》

朝の2番手タイム、#16 野尻智紀。《撮影 遠藤俊幸》

朝の3番手タイム、#1 山本尚貴。《撮影 遠藤俊幸》

朝の3番手タイム、#1 山本尚貴。《撮影 遠藤俊幸》

ドライバーたちは予選に向けて走行準備を進めていたが…(#50 L.アウアー)。《撮影 遠藤俊幸》

ドライバーたちは予選に向けて走行準備を進めていたが…(#50 L.アウアー)。《撮影 遠藤俊幸》

この日の予選は中止となり、SFドライバーたちは緊急サイン会に臨むことに。《撮影 遠藤俊幸》

この日の予選は中止となり、SFドライバーたちは緊急サイン会に臨むことに。《撮影 遠藤俊幸》

明日は予選と決勝が無事に見られることを祈りつつ、多くのファンがサイン会に列をつくった。《撮影 遠藤俊幸》

明日は予選と決勝が無事に見られることを祈りつつ、多くのファンがサイン会に列をつくった。《撮影 遠藤俊幸》