「ATP1000 ローマ」(イタリア・ローマ/5月12~19日/クレーコート)の大会6日目。男子シングルス準々決勝で第6シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界24位ディエゴ・シュワルツマン(ア…

「ATP1000 ローマ」(イタリア・ローマ/5月12~19日/クレーコート)の大会6日目。男子シングルス準々決勝で第6シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界24位ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)と対戦。4-6、2-6で錦織が敗れ、準々決勝敗退となった。

この試合、錦織は昨日のダブルヘッダーの疲れからか動きが悪く、5ゲームを連取されるという苦しい立ち上がりを強いられた。そこから4ゲームを連取するも掴みかけた流れを失ってしまい、過去3勝0敗のシュワルツマンに初黒星を喫した。

この試合で目立ったのはフォアハンドでの数字。ウィナーは両者ともに7本だったが、アンフォーストエラーはシュワルツマンがわずか2本だったのに対し、錦織は16本を数えた。

また、3回戦に続き準々決勝でも5度の被ブレーク。ブレークポイントを握られたゲームは、しのぎ切ることができず全て最後はブレークされた。

「全仏オープン」前最後の大会では、サービスゲームで特に課題が残った錦織。残り約1週間でどこまで修正できるか注目される。

【錦織 対 シュワルツマン 主なスタッツ】

◆錦織

サービスエース         2本

ダブルフォルト         2本

ファーストサーブ成功率     65%

ファーストサーブポイント獲得率 59%

セカンドサーブポイント獲得率  33%

ブレークポイント勝率      2/3

ウィナー            15本

アンフォーストエラー      28本

◆シュワルツマン

サービスエース         2本

ダブルフォルト         1本

ファーストサーブ成功率     62%

ファーストサーブポイント獲得率 67%

セカンドサーブポイント獲得率  55%

ブレークポイント勝率      5/11

ウィナー            12本

アンフォーストエラー      14本

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 ローマ」での錦織

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)