7階級で争う団体戦・東日本リーグ戦が開幕。初日は4チームでの総当たり戦が行われた。7連覇を狙う山梨学大にこそ敗れたものの、東洋大、防衛大に順当に勝利。手堅くリーグ予選2位通過を果たした。

◆5・13~15 東日本学生リーグ戦(駒沢体育館)

▼1部リーグ予選

◯明大4ー3東洋大 

◯明大7ー0防衛大

 明大0ー7山梨学大◯

 4年生がチームを救った。初戦の相手、昨年度9位の東洋大とはほぼ互角の実力。トップバッターの57キロ級・加藤万豊(政経2=いなべ総合)が接戦を制しチームを勢い付けると、チームポイント2―1の場面で登場したのは79キロ級の菊池寛汰(法4=星城)だ。残り2分を切ったところで2―6と後がない状況に追い込まれる。しかしその後バックポイントで2点を奪うと、その勢いのまま残り25秒。投げ技でさらに2点のラストポイントをもぎ取り、チームに貴重な勝ち点を呼び込んだ。「最後まで諦めずに頑張ってくれた」(小柳義人監督)。リーグ戦では1年次に敗れて以来、出場がなかった菊池。ようやく任された最後のリーグ戦での勝利に「貢献できて良かった」。両チーム一歩も引かず4-3で勝利しただけに、チームを支える大きな白星となった。

 2日目からは8位脱却を目指す戦いが始まる。5~8位決定リーグは上位校との戦いが続く。それでも「本来の力を出せば五分で戦える選手たちが集まっている」(二ノ宮寛斗主将・営4=岐南工)と勝利の可能性は十分にある。1年次から3年連続で8位死守に貢献してきた二ノ宮にとっても最後のリーグ戦。「一つでも上を目指さないといけない」。チーム一丸となって上位校に食らいつく。

[福田夏希]

試合後のコメント

小柳監督

――リーグ戦初日の振り返りをお願いします。

「結果としては昨年度と同じように東洋大が相手で、ギリギリ勝てたというところがまずはほっとしています。今の8位から一歩上がるには次の試合が重要なので、もう少し頑張ろうと思います」

二ノ宮

――菊池選手は4年生にして初めてのリーグ戦レギュラー出場でした。

「ギリギリまで出場選手に悩みましたし、自分と菊池しか4年生が出ていない中でしっかりと取ってくれたのは大きかったです。山梨学大との試合も負けはしましたが自分でも手応えを感じていると思うので、菊池自身が得るものは大きかったのかなと思います」

――3年連続8位で迎えた最後のリーグ戦です。 

「来年度のチームのことを考えても、一つでも上を目指さないといけないですし、自分の目標なので、難しいのはもちろんですが全員がそういう気持ちを持てば可能性はあると思います。しっかりと3試合戦っていきたいと思います」

菊池

――山梨学大戦では自ら志願をして出場しました。

  「山梨学大戦は毎回出ていたので、最後なので出て一矢報いようと思っていたんですが、やられてしまいました。前半に点を取られたんですが、自分の得意な片足タックルが取れたのが良かったです」

加藤

――トップバッターを任されました。

「プレッシャーはあったんですけど、トップバッターは勝たないといけない存在だと思うので、自分の一勝でチームが勢いづいたらいいなと思って勝ちました」