明暗が分かれた。男子は芝浦工大相手に200点近くの大差をつけて入替戦を制した。女子は1部リーグに昇格した立大相手に終始接戦を繰り広げるもわずか6点差で惜敗。4年続いた王座進出を今年は勝ち取れず悔しい結果となった。

◆3・31~4・28関東学生1部リーグ戦(東京電機大レンジ他)

▼5・12男子 入替戦 対芝浦工大戦(拓大レンジ)

 ○明大3825-3643芝浦工大

▼5・12女子 5位決定戦 対立大戦(武蔵大レンジ)

 明大2492―2498立大○

 あと一歩及ばなかった。女子が5年連続の王座進出のためには落とせない一戦の相手は立大。試合開始から接戦を繰り広げ4点のリードを許して迎えた後半の30メートル。一時は点差を更に広げられるが、1点差まで追い上げる。しかし最終エンドで差を広げられると、点差を縮められず敗北を喫した。玉田健治監督は「最後勝ちそうで負けるのは良くない。どんな状況においても自分の力を発揮できる選手をつくっていきたい」とチームの再建を掲げた。それでも「点数的にも雰囲気的にもチームのベストは尽くせたと思う」(太田葉月・政経4=明大明治)。持ち前の明るさでチームをけん引した女子リーダーの太田だが、新チーム結成当初は雰囲気づくりに苦戦。しかし応援だけでなく選手も声を出す、声が小さくなれば円陣をするなどチームを盛り上げた。「太田がよくリードしてチームを作ってきた。競技経験者がいない中でここまで持ち上げたのは立派だったと思う」(玉田監督)と労いの言葉をかけた。

 引退した4年生に代わりこれからチームを引っ張るのは荒井公佳(政経3=共立女子)。12日の試合で657点のハイスコアをマーク、チームに勢いを与えた。先輩太田との関係を「引退していなくなるのは寂しいけどたくさんのことを学ばさせていただいた。次に生かして、葉月(太田)先輩の悔しさの分も頑張りたい」(荒井)と語る。新たなチームになり足踏みをしている暇はない。男女ともに更なる飛躍を見せてくれる日を信じよう。

[村川拓次]

試合後のコメント

玉田監督

――1日を振り返っていかがですか。

 「太田が良くリードしてここまでのチームをつくってきたので、負けたけど評価はできます。非常に悔しい負け方だったので、来季に向けて課題として重点的に取り組んでいくと思っています」

――6点差が持つ意味を教えてください。

 「最後勝ちそうで負けるっていうのは絶対よくないです。弱いところだから改善するように現役と一緒に話して、練習方法をかなり変えないといけないと思います」

――太田選手の評価を教えてください。

 「うちは経験者無くやってきました。ここまで持ち上げたんだから立派だったと思うし、よく頑張ったと思います」

――来年に向けて抱負をお願いします。

 「どんな状況においても自分の力が発揮できる、そういう選手を作っていきたいです」

太田

――今日の振り返りをお願いします。

 「結果はしょうがないと思うんですが、すごい点数的にも雰囲気的にもチームのベストは尽くせたかなと思います。リーグ5戦だけじゃなくて、2週間開けた今日も点数を出せたのはチームの力が成長したと思っています」

荒井

――太田選手との関係やコミュニケーションはどのようなものでしたか。

 「とても仲良くさせていただいてすごい頼りがいのある先輩でした。引退していなくなるのは寂しいけどたくさんのことを学ばさせていただいたので次のチームに生かして、葉月先輩の悔しさの分も頑張っていけたらと思います」