2位以上で王座への出場が決まる今大会。新入生が加わりフレッシュな活躍が大いに光るも、2勝3敗で3位に。またしても念願の王座進出を果たせなかった。

◆5・11〜12 関東学生春季1部リーグ戦(白子サニーテニスコート)

<女子>

◯明大3―0早大

 明大1―2東女体大◯

 明大1―2日体大◯

 明大1―2東経大◯

◯明大3―0青学大

 2人のルーキーが明大に旋風を巻き起こした。原口美咲(商1=中村学園女子)と木瀬晶絵(政経1=須磨学園)は今大会フル出場。原口は攻撃的なプレーが持ち味で、敵陣を射抜くような鋭い速球を放つ。「1年生だから向かっていけた」(原口)と思い切ったプレーで相手を翻弄(ほんろう)した。木瀬はツイストを武器とし、相手の裏の裏をかくプレーが持ち味。相手のスキをついて繰り出されるツイストはまさに一級品だ。ルーキーの輝かしい活躍でチームに勢いをもたらしたが、あとほんの一歩のところで勝利には届かなかった。

 最後の最後で食らいつけなかった。今大会最大のヤマ場となったのは東女体大戦と日体大戦。2試合ともファイナルゲームまでもつれる展開に。どちらも先にリードしたにもかかわらず、瀬戸際のプレッシャーに打ち勝てず敗戦。「メンタルの弱さが試合に出てしまう」(安西美由紀主将・法4=昭和学院)。勝てそうな試合をいかに勝ち切れるか。それが今後の明大の成長のカギとなる。

 悔しさをバネにさらに強くなる。課題が明確になったことで、あと一歩を勝ち切るためのヴィジョンが見えてきた。そんな明大が次に見据えるのは来月に控える東インカレ。「狙うところは優勝しかない」(安西)。最終目標であるインカレ制覇に向けて確かな足がかりをつくってみせる。

[大橋未来]

試合後のコメント

安西

――今大会を振り返っていかがでしたか。

 「今大会は日体大戦と東女体大戦が私たちにとってすごく大きな勝負の別れ目でした。勝てそうな試合を落としてしまうということが明大の弱さだと思うので、そこをインカレまでに選手一人一人が考えていかなければいけないなと改めて気づける大会でした」

――2人のルーキーの活躍についていかがですか。

 「原口と木瀬は本当にテニスのプレーが一味変わっていてとても面白いなと思うので、これからどうなっていくかが楽しみです」

木瀬

――今大会を通して見つかった課題は何ですか。

 「足をもっとボールの所まで持っていかないと、相手の速い球がちゃんと打ち返せなくなるので、もっと足の準備を速くしたいです。あとはラリーが続いたら先にミスしたり、アタックにいってしまったりしてラリーができないので、もっとラリーできるようにしたいです」

原口

――東インカレに向けて一言お願いします。

 「東インカレはインカレで対戦する人たちと当たるので、インカレにつながる勝ち方をして自信をつけられるように挑みたいです」