盤石な試合運びで白星を飾った。細かなミスにも臨機応変に対応し、個々の力・チーム力ともに抜きん出た今試合。今季課題となっている〝サポート〟を体現するプレーも随所に散見。地力の差を見せつける一戦となった。

◆5・11 練習試合(八幡山グラウンド)

▼対福岡工大戦

 〇明治85{54-7、31-17}24福岡工大

 前半で決着をつけた。開始2分、ゲームキャプテン・スクラムハーフ安部耕平(法4=大分舞鶴)のトライで先制。その後は我慢の時間が続くも、粘りのディフェンスで得点を最少失点に抑えた。追撃の足がかりとなったのは、前半16分。自陣22メートルスクラムからフェーズを重ねると、終止符は大外で構えていた右ウイング矢野湧大(文4=大分舞鶴)。相手を寄せ付けない快走で、右裏のスペースにグラウンディングを決めた。これを皮切りに、ディフェンスのギャップをつく猛攻で、立て続けにトライを量産。前半だけで計8本を奪取した。後半に入っても、勢いそのままに攻撃の手を緩めず。着実に得点を重ね、85-24でノーサイドとなった。

 ルーキーが躍動した。後半に入り、1年生6人を含む14人が交代。フレッシュなメンバーはチームをより活気づけた。前半にも増した、速いテンポでゲームを展開。タックル、パス、キック、それぞれが持ち味を存分に発揮した。しかし順風満帆とはいえない。今回の試合を通して「細かいミス」(矢野)が課題として挙がった。事実、後半献上したうちの2トライは、いずれもインターセプトによるもの。攻撃の連携で防げたミスでもある。次戦は春季大会のヤマ場でもある筑波大戦。「今やっていることがどれだけできるか」(田中澄憲監督)。これまでに出た課題の埋め合わせという意味でも、一つカギとなる一戦。開幕3連勝を懸けた大一番に期待が高まる。

[中村奈々]

試合後のコメント

安部

――前半の冒頭に結構押されていました。

 「自分たちのミスから相手の得点につながる形が多くありました。ディテールをもっと徹底して気を付けたいです」

――外国人選手が強く攻め込んできていました。

 「低さであったり間あいであったり、パワーだけでは賄えない部分を一人一人が意識していました。さらに試合前、試合中のコミュニケーションを大事にしたことが、封じ込めにつながったのではないかと思います」

矢野

――ディフェンス面で意識していたことはありますか。

 「ノミネートすることで、内側から敵を見ていきました。相手バックスの外国人選手が飛ばしパスとかをしてきていたので、そこはしっかり内側から埋めて、外をみんなでしっかりとカバーしていくことを意識していました」

――次戦に向けて一言お願いします

 「来週の東海大戦ではかなり苦戦を強いられるとは思いますが、この春やってきたサポートを意識して、オフェンス面でもディフェンス面でも頑張っていきたいと思います」

右センター小幡将己(文3=石見智翠館)

――今日の試合を振り返っていかがでしたか。

 「今日は上級生特に4年生が2人しかいなかったので、3年ですけどチームを引っ張っていけるようなプレーをすることをテーマに臨みました。声でもそうですし、前に出るプレーを意識していました。まだ完全に満足いくようには出来ませんでしたが、アグレッシブに出来たプレーもありました」