4月8日に開幕した東都大学野球リーグも、残すところあと第5週のみ。現在は東洋大が勝ち点3で首位を走り、勝ち点2の國學院大、亜細亜大が後を追っている状況だ。令和初の“戦国東都”王者はどのチームになるのか。そして、1部リーグ残留をかけて入替戦に…
4月8日に開幕した東都大学野球リーグも、残すところあと第5週のみ。現在は東洋大が勝ち点3で首位を走り、勝ち点2の國學院大、亜細亜大が後を追っている状況だ。令和初の“戦国東都”王者はどのチームになるのか。そして、1部リーグ残留をかけて入替戦に臨むチームはどの大学か。
今回は神宮の舞台で躍動する1年生選手に注目した。東都大学野球の未来を背負っていく、ルーキーたちを追う。
松本渉選手(東洋大学)
龍谷大平安高3年生だった2018年、夏の甲子園に出場した松本。168cmと小柄だが3番打者としてチームを支えた。東洋大入学後は1年生ながら1番打者を任され、俊足を活かした攻撃を展開している。
林琢磨選手(駒澤大学)
東邦高3年時にセンバツ出場を果たした林琢。副将として守備や走塁でチームに貢献した。駒澤大入学後は2番セカンドとして起用され、上級生たちに負けじと存在感をアピールしている。
森下翔太選手(中央大学)
東海大相模高では3年生の時にセンバツでベスト4。中央大では1年生ながら5番を任され、亜細亜大との第2戦では延長10回に値千金の決勝打を放った。
奈良間大己選手(立正大学)
常葉菊川高3年時に夏の甲子園に出場。“静岡のジーター”と呼ばれた打撃センスは健在で、5月3日には嬉しい大学初安打を放った。持ち前の明るさでベンチを盛り上げる。
1年生にとっては大学入学後初めて迎えるリーグ戦が、もうすぐ終わろうとしている。ここでの活躍を次のステージへの成長に繋げる者、悔しさをバネにさらなる高みを目指す者、見据える目標は人それぞれだ。彼らがどのような夏を過ごして秋季リーグを迎えるか、成長過程を見守っていきたい。