2日間のレッキで16SSを構成するステージを2回ずつ走行しペースノートを作成したWRCクルー陣は、林道を使うステージの多様性やチャレンジを気に入ったようだ。

コンセプシオン近郊のグラベル路について、多くのドライバーがフィンランド、オーストラリア、英国に類似していると語った。世界チャンピオンのセバスチャン・オジエは「素晴らしいステージのようだ。ほとんどはコンディションがよく、だいたいがスムースな路面だった。高速ステージもあり、特に土曜日など。でも、非常にテクニカルな部分もある」と称賛した。

タイトルを争うライバル、トヨタのオィット・タナックも、普段は木材運搬用のトラックが使用する林道の固く締まった地盤が持つスムースな特性に驚きを見せた。
「南米に行くとなれば、ラフなコンディションと本当にチャレンジングな道を覚悟する。確かに、ここのステージもチャレンジングでリズムが常に変化するが、とてもいいステージだ」とタナック。

「最もいいセクションは、日曜日かな。道はかなりナローだが、ジャンプとクレストがたくさんある。ラリーのスタートはかなり低速のセクションで、徐々に速くなり、どんどん、どんどん速くなる」

シェイクダウンでベストタイムをマークしたヒュンダイのアンドレアス・ミケルセンは、イベント最長の金曜日が最もタフだと指摘する。
「いいリザルトを出すためには、金曜日が鍵となる日。ステージはかなりスリッパリーのようだし、天気予報も雨が降る可能性を伝えている。走行順が早い方がアドバンテージがあるかもしれない」と語るミケルセン。さらに、カットできる場所の多くが注意ポイントになりそうだと付け加えた。
「石や切り株の危険が、すごく見えにくい。道の両側をカットできるし、その上には草が生い茂っているので、その下に何があるのか分からないんだ。カットすればコーナーを速くクリアできるが、そこに何があるかは誰にも分からない。一つミスをすれば、ラリーは終わる」