「ATP1000 マドリード」(スペイン・マドリード/5月5~12日/クレーコート)の大会3日目。男子シングルス1回戦で世界109位ウーゴ・デリエン(ボリビア)と世界29位ジル・シモン(フラン…

「ATP1000 マドリード」(スペイン・マドリード/5月5~12日/クレーコート)の大会3日目。男子シングルス1回戦で世界109位ウーゴ・デリエン(ボリビア)と世界29位ジル・シモン(フランス)が対戦。デリエンが4-6、6-1、7-6(4)のフルセットで勝利し2回戦へ進出した。

この結果、第6シードの錦織圭(日本/日清食品)は、初戦となる2回戦でデリエンと対戦することが決まった。両者は今回が初対戦。

デリエンは現在25歳で、キャリアハイは今年3月に記録した74位。今年クレーコートでは、2月の「ATP500 リオデジャネイロ」でベスト8へ進出し、3月にはチリで開催された下部大会で優勝を果たしている。

一方錦織は、4月末の「ATP500 バルセロナ」で、3月からの連敗を3でストップさせ徐々に復調。ベスト4入りを果たした。準決勝で敗れた後も「今のプレーを続けていればチャンスはあるかなと思います」と話し、前を向いている。

この「ATP1000 マドリード」は、2014年に準優勝、2015年と2016年にはベスト4と、錦織が結果を残してきた大会。まずは初戦を快勝で飾り、調子をさらに上げることを期待したい。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 バルセロナ」での錦織

(Photo by Marc Gonzalez Aloma/Action Plus via Getty Images)