中日―広島8  完封で3勝目を挙げ、声援に応える中日・大野雄=ナゴヤドーム【写真提供:共同通信社】


■大野雄大(中日)
○6-0vs広島東洋(ナゴヤドーム)
投球成績/9回 被安打3 奪三振13 失点0

 中日の大野雄大が7日の広島東洋戦で、自身2017年9月6日の巨人戦以来、608日ぶりとなる完封勝利を挙げた。

 9回125球を投げて被安打3、与四球2、13奪三振と文句なしの完封劇だった。2回に2死から安打と四球で得点圏に走者を進めたが、田中広を外角低めのスライダーで見逃し三振に打ち取り、その後は複数の走者を許すことなく、9回まで投げ切った。

 大野雄は「野手が早い回で大量点を取ってくれたので、楽に投げることができた」と3回までに5点を奪った打線に感謝した。早い回に大量リードもらったサウスポーは「ソロホームランはOKぐらいの気持ちで投げられた」という投球で、中盤以降は広島東洋にチャンスすら与えず、二塁打を打たれた7、8回も2イニングで5三振を奪い、9回はクリーンアップ相手に三者三振で試合を締めくくった。

 自己最多となる13奪三振を「出来過ぎだったが、最後をしっかり締められてよかった」と謙遜した大野雄だが「三振は必ずアウトになるので、これからもどんどん取っていきたい」と、その顔は自信に満ち溢れていた。
 プロ3年目の13年から3年連続2ケタ勝利など、左腕エースとしての地位を確立しながら、昨季はプロ入り初の未勝利に終わった大野雄。「ドラゴンズは今、頑張り時だと思うので、ファンの皆さんも一緒に去年とは違うところを見せましょう」というお立ち台での言葉は、チームだけでなく、自らに向けたゲキにも聞こえた。