春季オープン戦も第3戦目を迎えた。対戦相手はBIG8に所属している東海大。#6森川竜偉(政経1=佼成学園)がTD(タッチダウン)ランで先制点を決めて流れをつかむと、その後も全学年でTDを量産。41点差をつけ勝利した。◆4・14~6・16 …

 春季オープン戦も第3戦目を迎えた。対戦相手はBIG8に所属している東海大。#6森川竜偉(政経1=佼成学園)がTD(タッチダウン)ランで先制点を決めて流れをつかむと、その後も全学年でTDを量産。41点差をつけ勝利した。

4・14~6・16  春季オープン戦(アミノバイタルフィールド他 

5・5 対東海大戦(アミノバイタルフィールド)

〇明大47{70、14―3、73、19―0}6東海大

 オフェンス陣を中心に善戦を繰り広げた。今試合では「明治のランを出していく」(#56北村遼太朗主将・総合4=関西大倉)。ランプレーでダウンを連続更新。すると序盤から森川が巧みなステップを生かし、先制TDを獲得。このTDを皮切りに「テンポがつかめた」(#4西本晟・商3=箕面自由学園)と第2Qでは西本から#7渡邊圭介(商4・日大三)の15ydのTDパスが成功。安定した2人の連携プレーは「お互いが信頼し合っている。ホットラインには自信がある」(渡邊)と信頼関係が強さの秘訣。2人のプレーはリーグ戦でも確かな起爆剤となり、大きな武器となるだろう。

 次戦は昨年度日本一の栄冠を獲得した関学大との対戦。今試合には47―6と圧倒的な差をつけて白星を挙げたが「この気持ちは切り替えて臨む」(渡邊)。関学大との対戦に「チーム力」(渡邊)で勝負をかける明大。「今持ってるものを全てぶつける」(西本)と次戦の関学大戦に向けてさらなる鍛錬が求められる。

[素宮愛結] 

試合後のコメント

岩崎監督

――今日の試合のテーマは何でしたか。

「ディフェンスは、0本に抑えるということでした。TDは無かったですが点数は取られたので。課題修正に当たらなければと思います。オフェンスはひたすら取り切れましたし、最後は1年生も使ってできた部分は良かったと思います」

  

西本

――試合を振り返っての感想をお願いします。 

「オフェンスはランをしっかり出して勝とうというコンセプトで挑みました。要所要所のランはしっかり出せたと思ってて、それに加えてパスもいい感じに出してリズムを作れたと思うので今日は良かったと思います。最初のTDもランでしっかり取れてテンポがつかめたのかなと思います」

  

――関学戦へ向けて意気込みをお願いします。 

「正直どことかを詰めるのではなく、全てをぶつける思いで。今持ってるものを全部ぶつけるという感じなので、向こうがどうしてこようと、こっちはフルでやってフルで勝ちます」

  

森川

――今日の試合の振り返りをお願いします。

 「あんまり自分の長所を出せなかったです(具体的には)ランで1回抜けたあとの1対1ですね。大学生相手だと強かったりするのでまだ自分がついていけてなかったです」

  

――オフェンス全体が良い印象を見受けられました。 

  「自分自身も国士舘大と試合をして雰囲気も慣れてきたので、結構試合の流れをつかめるようになりましたね」