関東学生春季リーグ(春季リーグ)も残すところあと2戦。第7節である今回は立大との戦いとなった。前半戦においては終了間際に失点が続き、12-15と3点ビハインドのまま試合を折り返したが、後半戦は両者一歩も譲らない展開に。粘りの姿勢を見せた早大は残り3分時点での3点差を1点差にまで縮めることができたが、同点となるシュートが最後まで決まらず24-25と再び僅差での敗北を味わうこととなった。

 前半開始5分、早大のパスミスやシュートミスなどが相まって5失点となってしまうが、タイムアウト後はRW清原秀介(商4=東京・早実)が7メートルスローを着実に決めるなどチームの崩れた姿勢を立て直し、11分には同点に追いついた。追いついては離されるという展開が長く続いたが、LB阿南遼星(スポ3=大阪・大体大浪商)のスピード感あふれるシュートや、GK中村匠(スポ2=千葉・市川)の好セーブが見られた。山田和直(スポ1=群馬・富岡)のカットインでの得点もあり早大に逆転のチャンスが生まれそうになったが、立大はそれを許さなかった。24分を過ぎると早大の攻撃が立大の厚いディフェンスに阻まれ始め、点を奪う機会が失われてしまい、相手に4点を奪われる。前半終了間際での失点が響いたことで12-15と3点ビハインドとなったところで、前半終了のブザーが響いた。


パスを出す阿南

 前半戦では3点差をつけられた早大だったが、開始8分までに立大の選手が2人、2分退場となるチャンスが訪れた。7メートルスローやRB山本慶(スポ3=長野・屋代)の倒れこみながらのシュートが決まるも、相手の戦力が削られる絶好のチャンスを活かした大量得点とはならなかった。PV中村祐貴(スポ3=北海道・札幌西)の力強いディフェンスを破るシュートや速攻によって同点へと持ち込み、互いに一歩も譲らない展開が続いていくが、19分を過ぎると早大側のパスミスやシュートミスがここにきて目立ち始めた。何度、攻撃を仕掛けてもうまくボールがゴールに入らず、試合時間残り3分で3点差に引き戻されてしまう。しかし、再び訪れたピンチにワセダセブンも為すがままにされることはなかった。中村祐のループシュートやLW前田理玖(スポ3=福井・高志)の鋭いシュートがわずかな残り時間の中で決まり、点を相手から奪い取る。そして、24-25と1点差にまで追いつけた残り20秒。そこで取られたタイムアウトが同点へのきっかけとなるか、そう思われたが試合終了までに放たれたシュートが決まらず。最後まで見せつけた早大の粘りも虚しく、1点差を埋めることができなかった。


連勝することができなかったワセダセブン

 惜敗を味わうこととなったワセダセブン。「オフェンス面だとシュートミスが多かったので、際の部分を徹底しなきゃいけない」と前田が振り返るように、接戦が続く中でのちょっとしたミスが今回の敗北につながってしまった。あともう数分あったら逆転できていたかもしれないと感じさせるこの結果に、悔しさが残る。春季リーグも残り2試合。この悔しさをばねに白星を飾りたい。

(記事、写真 栗林真子)

関東学生春季リーグ
早大2412−15
12−10
25立大
GK 中村匠(スポ2=千葉・市川)
LW 前田理玖(スポ3=福井・高志)
LB 阿南遼星(スポ3=大阪・大体大浪商)
PV 中村祐貴(スポ3=北海道・札幌西)
CB 村井達也(スポ2=富山・高岡向陵)
RB 山本慶(スポ3=長野・屋代)
RW 清原秀介(商4=東京・早実)
星取表(5月5日現在)
早大筑波大日体大国士舘大中大法大明大立大東海大日大
7位早大 21●32 26△26 22●23 31〇2927●2924●25 30〇28
1位筑波大 32○21 33〇25 27△27 29○2336○2027〇1732〇23
2位日体大26△26 25〇24 40○24 30○2130〇2830●3428〇25
4位国士舘大 25●33 24●2538○23 24○1825○2129●30 26〇21
3位中大 23○22 27△2724●4023〇22 30〇2325〇13 24〇22
8位法大29●3123●29 21●3023●38 22●2323○22 28〇27
9位明大29○2728●30 18●24 23●30 22●23 24●27 25〇23
5位立大25〇2420●3634〇30 21●25 27〇24 23●28 17△17
6位東海大17●2725●28 30〇29 13●25 23●25 28〇23 26〇18
10位日大 28●3023●3221●2622●2427●28 17△17 18●26
コメント

前田理玖(スポ3=福井・高志)

――試合を終えた今の気持ちをお願いします

昨日勝ったことでいい流れが来ていて、連勝できるとチームもいい方向にいけるので全員で勝とうという話をしていたんですけど、1点差で惜しかったとしても負けは負けなので悔しいです。

――今回の全体のプレーについてはいかがですか

今年は、ロースコアで戦おうというのがチームカラーなので、ディフェンスは機能していたんですけどオフェンス面だとシュートミスが多かったので、際の部分を徹底しなきゃいけないなと思いました。

――今回の試合に向けて何か対策はしてこられましたか

全試合通じてなんですけど、ことしから分析班というのを設けていて、4年生の翔平さんとか3年生の芦刈とかを中心に、毎試合相手への対策として動画とかを作ってくれるんですけど、今回もその動画に倣って徹底して対策はしてきたつもりでした。

――特に後半は接戦が続きましたが、その時はどのようなプレーを心掛けていましたか

シュートで終わることですかね。逆速攻で相手に流れをもっていかれるのが怖かったので、しっかり守って速攻にもっていってシュートで終わりきるということを意識していました。

――次戦への意気込みをお願いします

ラスト2戦を落とすと入れ替え戦とかも見えてきてしまうので、絶対落とせないので今以上に気合を入れて臨みたいと思います。

山本慶(スポ3=長野・屋代)

――試合を終えた今のお気持ちをお願いします

春リーグは1点差だったり僅差だったりした試合が続いていて、今回も1点差で負けてしまって、あと1、2点欲しいなっていうのが正直な気持ちですね。

―試合全体を振り返って、いかがでしたか

そうですね、前半は劣勢ではあったんですけど、後半はオフェンスとかディフェンスとか両方結構機能して、同点であったり、そこらへんまでいけたんですけど、あともう1点がこなかったっていう印象です。

――きょうの試合に向けて、何か対策はされてきましたか

キーマンが正サイドの方だったので、正サイド側にディフェンスは重点的に守ろうっていう話をしていました。

――接戦が続きましたが、特に試合の後半はどのようなお気持ちで戦っていましたか

僕は強みである1対1を強くいって、できれば退場とかそういうのを狙っていたので体現できたかなって思います

――次の試合への意気込みをお願いします

残り2試合で、週1回毎にあるんですけど、1戦1戦を確実に取って、出来るだけ良い結果で春リーグ終わりたいと思います。