Gotcha Ichinomiya Chiba Openは4日に、大会6日目が行われた。6日目は、メンズQS6000とQS1000ともに決勝までが開催され、勝者が決定した。

男子では、準々決勝に稲葉玲王と大原洋人の地元選手2人が登場。第1ヒートの稲葉は試合終了間際までリードを許していたが、最後残り2分くらいでプライオリティを持って挑んだトライで逆転に成功。トータル14.74の得点でキャム・リチャーズ(アメリカ)を退けた。この時点で稲葉は、一宮QS 6000では日本人初の表彰台が決定した。その一方で、第4ヒートの大原はジェイク・マーシャル(アメリカ)に敗退。日本人同士の決勝対決の可能性は消えた。

一宮QS6000で日本人史上初の表彰台に上った稲葉。

準決勝に進んだ稲葉は、CT(Champion Tour)経験者の猛者ナット・ヤング(アメリカ)と対決。前半から中々思うような波をつかむことができず得点が伸びなかった。最終的に稲葉の12.44に対してヤングが12.66。稲葉はわずかの差で涙を飲んだ。それでも、試合後に稲葉は、前を向いた。「(地元の)みんなの前で優勝したかったです。でも、今まで思うような結果が出ていなかったけど、今年は3位なので(良かったです)」。今大会前にQSランキング10位だった稲葉は、この結果を受けてQSポイントが加算され5位まで上昇。トップ34人のみで戦うCTに近づいた。「今年は絶対にCT入ります」と今後の飛躍を誓った。

ベスト8まで進んだ大原。

5位に入賞した大原は、「体も調子良かったし、サーフボードの具合も調子良かったです。プレッシャーも緊張感もたくさんありましたが、自分の最大限の力を発揮できる一つの要素にはなったと思います」とコメント。本人が言うように調子が良かっただけに、惜しい結果となった。それでもQSランキング8位までアップしたので、今後の活躍が期待される。

なお、稲葉を下したヤングが、決勝でもイバン・ガイゼルマン(アメリカ)相手に質の高い技を決めて優勝を果たした。女子は、準決勝で前田マヒナ、昨年度覇者の松田詩野といった実力者2人が敗退。都築有夢路が、宮坂麻衣子を下して優勝を飾った。