最高段位である男子三段以上の部、女子三段以上の部を含む10部門で関東の頂点に立った。松平杯(総合優勝)、OB杯も獲得し、昨年の同大会総合3位から大きく躍進を遂げた。

◆5・4 第56回関東学生大会 (日本武道館)

▼女子段外の部 板倉・土井組――4位

▼男子段外の部 井上・永井組――1位

        髙木・谷合組――3位

        相場・久松組――5位

▼男女段外の部 長田・村松組――2位

▼単独女子段外の部 藤田――3位

▼単独男子段外の部 星野――1位

▼単独女子有段の部 森――1位

▼単独男子有段の部 梶山――3位

▼男子初段の部 関根・星川組――2位

        小川・後藤組――5位

▼男女初段の部 木村・渡邉組――1位

▼男子二段の部 石井・高橋組――1位

▼男女二段以上の部 谷口・松田組――2位

▼女子三段以上の部 金子・田中組――1位

▼男子三段以上の部 惠中・小西組――1位

▼三人掛けの部 青木・飯塚・廣瀨組――1位

▼女子団体の部 明大――3位

▼団体の部 明大A――1位

      明大B――4位

▼立合評価法女子軽量級 田中――2位

▼立合評価法男子軽量級 梶山――1位

▼OB杯――明大

▼松平杯(総合優勝)――明大

 総合力で圧倒した。「黒帯の層が厚くなってきている」(高橋佑太・法4=明大中野)。有段の部で明大が軒並み優勝を席巻。また、段外の部では「底上げを意識した」(鈴木雄大主将・法4=明大中野)と、大学から競技を始めた2年部員と同じく大学始めの3年部員でペアを組ませ下級生の育成に力を注いだ。その結果、男子段外の部で井上健(政経3=明大中野)・永井雄貴(政経2=埼玉県私立開智)組が優勝。その他の組も入賞を果たし、早くも底上げの成果が表われた。

 課題を克服した。近年明大の弱点とされていたのが立合評価法だ。「まずはきっかけをつくる」(鈴木)と、今年は春の練習からスポーツ推薦、一般生関係なく立合評価法の機会を与え意識改革を図った。昨年は立合評価法に1名しか出場できなかったが、今年は4名出場し、そのうち男子軽量級で梶山和人(法3=川越東)が優勝。今後さらなる飛躍が期待される。

 「まだまだ発展途上」(宮迫汰一・商4=大阪産大付)。今大会の結果に慢心はしない。総合優勝を達成したものの、中には悔しさをにじませた拳士もいる。「全日本は全ての組が入賞できるように」(宮迫)。全日本総合優勝へ、進化の夏を迎える。

[藤山由理]

試合後のコメント

高橋

――大会を振り返っていかがですか。

 「ケガをしてしまっていたので、全力でできたかと言われると、そこには悔いがありますが、石井(亮徳・商2=城北埼玉)にとっては初めてのメダルで、それが金メダルだったのでその点が一番良かったです」

廣瀨輝(情コミ4=成田国際)

――秋の全日本学生大会に向けて意気込みをお願いします。

 「誰が見ても優勝だと思うような、あいつに負けたらしょうがないと思わせるような演武をして、自分が出る部門は全部優勝で、後輩にもそういう姿を見せたいと思います」

惠中崇敬(商3=神島)

――今日の勝因を教えてください。

 「運ですかね(笑)。今まで練習してきたことがようやく3年目で実を結びました」

小西翔太(政経1=神島)

――大学生になって初めての大会で優勝しました。

 「自分はあんまり点数を見ていなかったので、表彰式呼ばれたときはうれしくて、はしゃいでしまいました(笑)」