新人戦は全部で3大会 ―サマーステージ、ウィンターステージ、そしてあすなろカップだ。最後の学年試合となる今大会、予選ブロックで姿を消した昨年のサマーステージや、決勝トーナメント1回戦で敗れたウィンターステージで経験した悔しさを胸に、『優勝』を目標に掲げて臨んだ。しかし、予選ブロック初戦の日大・大東大合同チームに3−4でまさかの逆転負けを喫すると、続く日体大には0−5で完封負け。リベンジを誓い臨んだ今大会だったが、無念の予選ブロック敗退となってしまった。

 予選ブロック突破に向けて、勝利が不可欠である日大・大東大合同チーム戦。早大は試合開始早々から攻め込まれると、相手選手にワンバウンドでショットを決められ、先制を許す。しかしその直後のドローを奪うと、AT倉田瑠々(文構2=東京・早実)がそのまま一気に駆け上がりショットを決め、すぐさま同点に追いつく。直後にフリーシュートを決められ再び逆転を許すが、前半7分、倉田が相手ディフェンスを2人かわし、この試合2点目となる技ありのゴールを決める。「無理にでもゴールにねじ込もうと思っていた」(倉田)と振り返るこの一打で、早大は再び同点に追いついた。するとさらにその直後、AT山本理恵(スポ2=大阪・早稲田摂陵)がドローを奪うと、先の得点を再現するかのように一気に駆け上がりゴール。早大は勝ち越しに成功し、3−2とリードして前半を終えた。しかし後半1分、守備の隙を突かれ同点に追いつかれると、5分には相手にブレイクを許し失点。反撃も及ばず、3−4で痛恨の逆転負けを喫した。

逆転負けを悔しがる選手たち

 
 初戦を落とし、決勝トーナメントに進出する上で絶対に負けられない早大に立ちはだかったのが、昨年のウィンターステージの覇者・日体大だ。背水の陣で臨んだ早大であったが、開始直後、相手選手の巧みな攻撃に翻弄され先制を許すと、その後もパスをつながれ失点を重ね、前半を終えて0−3と厳しい展開となる。後半に入っても、相手の勢いは衰えず、さらに追加点を奪われ、0−5で試合終了。終始相手ペースの試合運びとなり、ウィンターステージ王者に力の差を見せつけられる結果となった。早大は2連敗で、予選ブロックで姿を消した。

チームを率いた進藤学年主将

 「目標は優勝だったので、悔しいという言葉に尽きます」(倉田)。ウィンターステージの悔しさから練習を重ねてきた選手たちにとって、今大会の結果は非常に不本意なものになってしまっただろう。しかし、今大会に出場していた2年生は早大ラクロス部に入部して1年、残りはおよそ2年半と長く、まだ全体の半分にも及ばない。「2年生から底上げして、チーム全体を強くしていきたい」と倉田が語るように、2年生のさらなる成長は、チーム全体の飛躍に大きな意味を持つだろう。残された時間も長く、前途有望な選手たちの今後の活躍から目が離せない。

(記事 中島和哉、写真 石井尚紀)

結果

予選ブロックE

●3-4日大・大東大合同チーム

●0-5日体大

コメント

AT倉田瑠々(文構2=東京・早実)

――きょうの試合を振り返っていかがですか

予選を突破したかったですし、目標は優勝だったので、ああいう結果で終わってしまったのは、悔しいという言葉に尽きます。1試合目は勝てる試合でしたし、2試合目も自分たちに甘い部分があったから惨敗という形で終わってしまったと思うので、まだまだ自分たちでやるべきことが見つかった試合だったのかなと思います。

――1試合目は2得点でした。ご自身の得点シーンを振り返っていただけますか

どうしても自分たちの流れをつかまなきゃいけないと思っていたので、無理にでもゴールにねじ込もうと思っていたので、得点できたのは良かったです。

――今後に向けてどのように戦っていきたいですか

まずは早慶戦(早慶定期戦)があるので、そこに向けて、自分も一人のプレイヤーとしてチームに貢献できるように、これからまた練習に取り組んでいきたいと思うし、またリーグ(関東学生リーグ戦)も始まってくると思うので、2年生から底上げして、チーム全体を強くしていけるように、頑張っていきたいと思います。