写真=Getty Images

「楽しい方がチームメートの気分も上がる」

セブンティシクサーズのジョエル・エンビードは、胃腸炎に苦しみながらも敵地でのカンファレンス・セミファイナル第2戦に出場し、チームの勝利に貢献した。そしてホームに戻って行われた第3戦では、他を圧倒するパフォーマンスを披露し、ファンを沸かせた。

エンビードは、28分9秒の出場ながらも33得点10リバウンド3アシスト5ブロックの大活躍。彼が得点を決めるたびに歓声が起こり、ブロックで相手の得点を阻めば会場が揺れ、トドメの強烈なウィンドミルダンクで会場は総立ち状態となった。エンビードは、ファンの大歓声に笑顔を見せ、ダンクを決めると両手を広げた飛行機ポーズでおどけた。

試合中のパフォーマンスについて聞かれたエンビードは、試合後の会見で、次のように述べた。

「僕のことを知っている人なら分かってくれるけれど、自分にとっては必要なんだ。楽しいと、プレーにも変化が見られる。いつも言われるのは、試合中に笑っていないと、悪いプレーをしていたり、試合に気持ちが入っていないみたいでね。楽しくやらないと自分じゃないんだ」

「もちろん、それと同時にプレーを決めないといけない。ただ、今日のようなパフォーマンスは、自分にはなくてはならないもの。その方が楽しくやれる。チームのみんなも楽しくやれる。楽しい方がチームメートの気分も上がるし、みんなで良いプレーができるようになる」という、エンビードのコメント通り、シクサーズは先発全員を含む6選手が二桁得点を記録し、116-95でラプターズに勝利。シリーズを2勝1敗でリードした。

「まだまだやるべきことは多い。ただ、特別なことを成し遂げるチャンスがある」とも語ったエンビードは、コート上とは異なり、すでに次の試合に集中している。彼が5月5日の第4戦でも楽しくプレーできれば、シクサーズがカンファレンス・ファイナル進出に王手をかける姿が目に浮かぶ。