◆2019年度関東六大学リーグ戦◆

4月20日 対明大 立大新座キャンパス

5連勝で迎えたリーグ最終戦・対明大。立大明大ともにここまで負けなし。互いに優勝が懸かった正念場だ。「六大戦は勝ちにこだわる」。応援席では未来のULTIMATESを担う新入生たちが目を輝かせ試合を見守っていた。


攻守にわたり活躍した#9櫻井(現3)

第1Q1分、先制点を決めたのは明大。さすがここまで負けなしの相手。試合開始早々に良い立ち上がりを見せつけられた。「連携の部分が甘かった」(櫻井=現3)とディフェンス面の課題が垣間見えた場面だった。その後ゴールを狙うもなかなかシュートが決まらず、もどかしい時間が続いた。流れを変えたのは第1Q12分、#7折笠(現3)の攻撃だった。右側からの鋭いシュートでゴールネットを揺らし、試合を振り出しに戻す。14分には#4大川(異3)が追加点をあげ、2−1で第1Qを終えた。

第2Qではエース・大川が存在感を放った。相手のミスをすぐに自分の好機に変換する適応力、パスの正確さ、クロス捌きなど、大川の卓越したプレーに皆思わず息を呑んだ。3分、10分に連続で得点を決め、4−1で前半を折り返した。
疲れも出てくる後半戦。第3,4QはULTIMATESの司令塔を担う櫻井がメンバーの士気を高めた。「次のクウォーターはこれくらい点を取ろう!」「相手の変化こうやって対応しよう!」など、具体的なゲームプランを考え、発信する。櫻井の司令を軸とし、その後も立大の勢力が衰えることはなかった。#6稲木(営4)、#14樋口(観3)、櫻井、#8寺西(現3)、が立て続けにゴールを奪い、さらに点差を広げて行く。

「ラスト10!9!8!」とカウントダウンが始まる。9−4、立大の優勝は確定していた。しかし、まだ終わりではなった。ラスト6秒、パスを受けた#16前西(観3)が敵陣に攻め込む。力強く放ったシュートは見事ゴールネットを揺らし、10−4。「勝ちにこだわる」彼女たちは最後の最後までゴールに貪欲だった。

力戦奮闘で戦い抜き、見事勝利を手にした立大。しかし、「嬉しいですが、ここで満足しては良くない」と櫻井は語る。六大戦優勝という輝かしい結果もULTIMATESにとってはあくまでも通過点である。彼女たちが見つめる先には、今まで叶えることができなかった「日本一」の夢。今年度はどんな物語を見せてくれるのだろうか。これからの彼女たちの活躍に期待が膨らむ。
(4月30日・大上文)