格上相手に健闘した。2セットを連取されたものの、第3セットは粘り強いレシーブで終盤に逆転。結果は1-3で破れたが、価値あるセット奪取となった。

◆5・1~5・6 第68回黒鷲旗全日本選抜大会(丸善インテックアリーナ大阪)

◆5・1 サントリーサンバーズ戦(丸善インテックアリーナ大阪)

明大1{23-25、20―25、25―23、17―25}3サントリーサンバーズ◯

<スターティングメンバー>(ローテーション順)

OH(アウトサイドヒッター)鎌田佳朗(法4=東亜学園)、MB安井恒介(政経1=尼崎市立尼崎)、OP池田颯太(営3=松本国際)、OH小松一哉主将(政経4=雄物川)、MB三輪大将(政経2=高川学園)、S上林直澄(法3=東亜学園)、Li鳴尾空海(商2=習志野)、Li瀧田大輔(商3=洛南)

 巨人が立ち塞がった。第1セット、池田のサービスエースと上林の2連続ブロックポイントなどで、16-14と先にテクニカルタイムアウトを奪う。しかし終盤、身長218㎝を誇るムセルスキー(サントリーサンバーズ)の高いブロックに鎌田のスパイクなどがことごとく捕まり、逆転で1セット目を落とした。続く第2セットも「どうしようもない」(小松)とブロックの上から打ち下ろすムセルスキーのスパイクに苦しめられ、2連続でセットを献上した。

 明大バレーが蘇った。あとのない第3セット、粘り強いディグでつなぐものの、中々勝ち越すことができない展開。それでも中盤に流れを変える明大らしいトリッキーなプレーが飛び出す。相手のレフトのフェイントに鎌田が自陣ライトまで素早く走り反応。その後すぐにレフトまで走り、レフト方向へ体を流しながらスパイクを打ち込んで15-15の同点とした。さらに鎌田はサービスエースを決め、逆転。終盤再びムセルスキーに苦しめられたものの、三輪のブロックなどで粘り強く守り抜き待望の1セットを奪った。

 次につながる試合だった。第4セットを落として敗れたものの、持ち前の粘り強いディグからつなぐバレーはトップチームに通用した。「手応えは感じられた」(小松)。早大は同日に堺ブレイザーズを破り波乱を起こした。今度は明大がトップチームを破り、さらなる波乱を起こしたい。

[大西健太]

試合後のコメント

鈴木康時監督

――昨年度のようなバレーができていましたが。

   「開き直って、思い切ってやろうという思いでやれているのが良かったと思います」

小松

――今試合を振り返っていかがですか。

   「中々試合をする機会がない格上のチームとやれて、その中で実力的にまだまだだと感じる部分もありましたけれど、トップレベルに対するチームにも通用する部分がたくさん明治にはあると思いました。1セット取れたことは自分たちのやりたいバレーができていたとしっかり捉えて自信を持っていきたいです」

――トップチームとやれる自信はつきましたか。

   「やれる手応えは感じていますけれど、こちらが気を抜いたプレーをしたら一瞬でやられ、離されてしまうチームばかりなので、明日以降今日のように挑戦者というスタイルは忘れずに、胸を借りてではないですけど、思い切ってプレーをすることを忘れずにやっていきたいです」

鎌田

――今試合を振り返っていかがですか。

   「黒鷲は僕らは始めてで、僕らはVリーグの企業とやれる機会はなかなかないですし、相手チームのサントリーさんも本気で戦ってくれたので、自分たちとしてももっと成長できましたし、課題ももちろん本気でやったので見つかりましたし、実際のリーグにもつながるようなゲームができたと思います」