4月28日(日)に行われたロンドンマラソンにおいてエリウド・キプチョゲ選手がコースレコードとなる2時間02分37秒で2年連続 4 度目の優勝を果たしている。これにより、キプチョゲ選手のマラソン記録は12戦11勝となり、昨年のベルリンで自身が…
4月28日(日)に行われたロンドンマラソンにおいてエリウド・キプチョゲ選手がコースレコードとなる2時間02分37秒で2年連続 4 度目の優勝を果たしている。これにより、キプチョゲ選手のマラソン記録は12戦11勝となり、昨年のベルリンで自身が更新した世界記録に続く、歴代2位の好タイムでゴール。ロンドンの地で、大きな快挙を成し遂げた。
実はこの快挙にはアスリートの実力を支える「魔法のランニングシューズ」の存在があったという。そのシューズとは「ナイキ ズームエックス ヴェイパーフライ ネクスト%」。今、世界的にも話題のランニングシューズは、陸上シーンを席巻しているらしい。
マラソンの常識を打ちやぶったナイキ史上最速のシューズで、今回新たに刷新された「ナイキ ズームエックス ヴェイパーフライ ネクスト%」を着用し、レースに出場したエリウド・キプチョゲ選手。ロンドンマラソンでは、他にも男子の5位までの選手が新しくなった「ナイキ ズームエックス ヴェイパーフライ ネクスト%」を着用し、素晴らしい結果を残しているのだという。さらに、今回のレースは、2人のランナーが 2時間2分台でゴールした初めてのレースとしても注目され、女子のコスゲイ選手は、最年少の女性ロンドンマラソン優勝者になった。
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男子選手着用シューズ
1位 エリウド・キプチョゲ(2:02:37)
2位 モジネット・ゲレメウ(2:02:55)
3位 Mule Wasihun(2:03:16)
4位 トラ・シュラ・キタタ(2:05:01)
5位 モー・ファラー(2:05:39)
女子選手着用シューズ
1位 ブリジット・コスゲイ (2:18:20)
2位 ビビアン・チェルイヨット (2:20:14)
3位 ロザ・デレジェ (2.20:51)
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以下、(NIKE社からのプレスリリースより抜粋)
ランニングシューズ「ナイキ ズームエックス ヴェイパーフライ ネクスト%」とは?
マラソン界を席巻している「ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4%」は、世界で活躍するナイキのランナーたちの貴重なフィードバックを生かして刷新され、「ナイキ ズームエックス ヴェイパーフライ ネクスト%」と名前も新たになりました。ナイキ ズームエックス ヴェイパーフライ ネクスト%は、ボス トンマラソンのレース中に雨でシューズが重くなったとコメントをした、シャレーン・フラナガンなどアスリートからのフィードバックを受け、新しくなったア ッパーが目を引きます。また、ミッドソールは、多くのナイキのエリートランナーのフィードバックを元に、NSRL(NIKE SPORT RESEARCH LAB/ナイキ スポーツ リサーチラボ)で改良されました。さらに、ベルリンマラソンでひどい雨の中を走ったエリウド・キプチョゲからのリクエストに応え、トラクションパターンのデザインも一新されました。ナイキ ズームエックスヴェイパーフライ ネクスト%は 7 月に NIKE.COM などで発売開始する予定です。
4%から新たに改良された点は?
- アッパーに今回初めて使われたヴェイパーウィーブは、ナイキ フライニットよりも軽量で通気性に優れた構造の素材です。さらに重要なこと に、汗や雨などの水分の吸収をとても抑えることができ、マラソンを走っている間も通気性良く乾いた状態を維持します。
- 足の繊細な部分への圧迫を防ぐため、シューレースは少し中心からずらした位置に配置し、モー・ファラーが強く希望したデザインになって います。
- かかと内側に小さなフォームを配置して、⻑い距離を走ってもアキレス腱を快適な状態に保ちます。
- ミッドソールに使用するナイキ ズームエックス フォームを増量し、エネルギーリターンをさらに高めていることが NSRL によって科学的にも証明されています。
- フォームの配置を見直し、オフセット(前足部とかかとのソールの厚みの差)を 11mm から 8mm に抑え、より安定感を高めつつ、つま先を蹴り出す重要な瞬間のエネルギーリターンを最大化しています。
- デザイナーたちはジョフリー・キルイ、エリウド・キプチョゲ、モー・ファラーに用いていた特注のトラクションパターンを融合させて、前足のグリップ性を改善し、湿路でのシューズの性能を高めています。
- アウトソールの曲線的なパターンや深い溝が、スムーズなターンを促します。
4%と変わらない点
- 推進力を感じさせるソールの硬さの元となるフルレングスの曲線的なカーボンファイバープレートが、今回もフォームの中に組み込まれてい ます。
- シューズの重量は同じで、フォームは 15%増量。
ナイキ ズームエックス ヴェイパーフライ ネクスト% 最新情報
- 2019年4月28日に行われたロンドンマラソンで、エリウド・キプチョゲ選手がナイキ ズームエックス ヴェイパーフライ ネクスト%を着用 してレースに出場し、コースレコードとなる、昨年のベルリンで自分が更新した世界記録に続く、歴代 2 位の好タイムでゴールし、2年連続4度目の優勝。男子の5位までの選手が、新しくなった「ナイキ ズームエックス ヴェイパーフライ ネクスト%」を着用。そのうち、2 人 のランナーが 2 時間 2分台でゴールした初めてのレース。
ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4%を着用したアスリートと大会記録
- 2018年12月2日に行われた福岡国際マラソンにおいて、服部勇馬選手が、ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4%を着用してレース に出場し、2:07:27でゴールし、日本人として14年ぶりに優勝
- 2018年10月7日のシカゴマラソンにて、大迫傑選手がナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4% フライニットを着用し、新たに日本記録 を更新
- 2018年9月16日のベルリンマラソンで、エリウド・キプチョゲ選手がナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4% フライニットをベースにしたモデ ルを着用し、マラソン世界記録を更新
- 2018年2月25日の東京マラソンにて、設楽悠太選手がナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4%を着用し当時の日本記録を更新
- 2018年のマラソン・メジャーの表彰台に上った選手の過半数が、ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4%、ナイキ ズーム ヴェイパーフライ4% フライニットを着用
- 2019年箱根駅伝において区間賞のうち7 名の選手がナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4%、ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4% フライニット着用