東京2020オリンピック競技大会まで500日を切った今春、競技の魅力やアスリートの息づかい輝くプレー数々、アスリート語録をWebマガジンに特別編集。その名も「ROAD TO TOKYO2020~昭和から平成そして令和にバトンをつなぐ東京五輪~」

今回のアスリートは、設楽悠太選手。

2018年2月、東京マラソンで16年ぶりに日本新記録を樹立した設楽悠太選手に(東京マラソン直後)スポブルインタビューが敢行された。最初は「チャレンジだった」という「フルマラソンへ」の挑戦。周りから「おかしい」と言われた驚きの練習方法を振り返る。さらにインタビューでは驚くべき発言も飛び出す。

「体幹トレーニングはする必要がない」

淡々と語る個性派アスリート、設楽悠太がマラソンの極意を語る。さらには、休みの日は昼過ぎまで寝る、陸上を忘れるという、オンオフがはっきりしている彼のランナー人生とは?その個性に注目だ。

マラソンを控えている選手は、その前の試合を練習の一貫で出場する選手が多い。しかし設楽は試合に出る以上、常に100%の力を出してトップを狙う。大会運営側から「試合に呼んで良かった」と思われる走りをするためだ。そんな全力で走りを支えるランニングシューズの存在も語っている。

「自分を信じること」「勝つ気持ちが大事」

2017年、設楽悠太は陸上界のレジェンドであるモハメド・ファラーと対談し、そこで感銘を受ける。レース結果にも大きく影響を与えた彼のメンタルは変化したという。

「日本人が誰も達成していない記録を、僕はやってやろうと思っている」

2018年のロードマップ。ハーフマラソン、マラソンの目標タイムを語る上で設楽が話した、誰も達成したことのない記録をやってやる。自分を追い込み今年もさらなるレベルアップしていくと。しかし、タイムにこだわるのではなく、今こだわりたいのは「勝負」だという。

「一番走ってみたいのは大迫傑選手」

同じ日本人、同世代として、どれくらい戦えるのか。東京五輪への想いは、ひとしおだ。

東京2020大会は、全55競技(オリンピック33競技・パラリンピック22競技)の開催が予定され、誰もがその雄姿に思いを馳せ、熱狂していくシナリオは揃っている。 体操や競泳、柔道、レスリングなど日本のお家芸だけで なく、追加種目の野球、ソフトボール、空手、スケートボード、スポーツクライミング、サーフィンにも注目だ。『スポーツブル』が願うことは、東京から世界へとスポーツを通して感動の瞬間とドラマ、そして選手の内なる声を、より早く、より深く、伝え、見る者の 心を揺さぶる熱狂を届けること。新しい令和という新時代と共に迎える東京2020大会。最高の舞台で、満開に耀く歓喜の瞬間を共有したいと願っている。 

取材・文/スポーツブル編集部

【設楽悠太Profile】

設楽悠太(したら・ゆうた)2012〜2014年の東洋大学時代に箱根駅伝3年連続区間賞と活躍。2017年2月にフルマラソンに初挑戦。2017年9月にハーフマラソンの日本新記録(1時間0分17秒)を樹立し、2018年2月にはフルマラソンの日本新記録(2時間6分11秒)を樹立。マラソン界に現れた新星として注目を集め、2020年の東京五輪での活躍が期待されている。