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スイッチディフェンスは「選手個々のプライドが重要」

ホームでの東カンファレンス・セミファイナル第1戦を落としたバックスは、4月30日に行われた第2戦で何をすべきか理解していた。59-55で前半を折り返したチームに対し、ヘッドコーチのマイク・ブーデンホルザーは、第1戦の敗因ともなった第3クォーターの攻防が持つ重要性を、あらためて選手たちに思い出させたという。

「コーチからは、『前の試合では、ここ(第3クォーター)で相手のパンチをもらってしまったんだ』と言われた。もう同じことは経験したくなかった。何をしないといけないのかは分かっていた」と、エリック・ブレッドソーが試合後『ESPN』に語った通り、バックスは第2戦の第3クォーターを39-18で圧倒。同クォーター終了までにリードを98-73にまで広げ、早々に勝負を決めた。

第1戦ではフィールドゴール21本中7本に抑えられたヤニス・アデトクンボは、第2戦で16本中7本を成功させ、フリースロー18本中13本を決めて29得点10リバウンド4アシストを記録。クリス・ミドルトンも10本中7本の3ポイントシュートを含む28得点、第1戦では6得点だったブレッドソーも21得点の活躍を見せ、123-102での勝利に貢献した。

第3クォーターだけで15得点を決めたアデトクンボは「シーズンを通して、自分たちは負けた後に挽回してきた。それがこのチームの強み。それに、ファンのみんなからも力を与えてもらえた。会場は最高の雰囲気だったよ」とコメント。ボストンに移動しての第3戦については「試合を重ねるごとに、どんどんタフになっていくのは分かっている」と、早くも気を引き締めている。

この日のバックスは、守備時にスイッチを多用し、セルティックスのフィールドゴール成功率を39.5%(86本中34本)に抑えた。「スイッチを実行する際には、選手個々のプライドが重要」と語ったアデトクンボは、「これからの試合でも有効に使うようになると思う」と、続けた。

セルティックス指揮官のブラッド・スティーブンズは「今日は攻守両面で良くなかった」と、試合を振り返った。次は、セルティックスの修正力が問われる番だ。