13日から開幕した東京六大学野球リーグは、29日をもって“平成”が終了した。現在の順位は明大と慶大が同率1位で並び、法大、早大、立大、東大と続いている。第3週の対戦カードは法大ー慶大、早大ー明大による事実上の優勝争いとなった。 先に決着を…

13日から開幕した東京六大学野球リーグは、29日をもって“平成”が終了した。現在の順位は明大と慶大が同率1位で並び、法大、早大、立大、東大と続いている。第3週の対戦カードは法大ー慶大、早大ー明大による事実上の優勝争いとなった。

先に決着をつけたのは明大。明大は第1戦の6回に3得点、7回には4得点と猛攻を仕掛け、投げては森下主将を始め4人の継投策で逃げ切り完勝。続く第2戦では6番・和田が1試合2本塁打と大暴れし、相手を突き放した。早大は4番・加藤主将が本塁打を放つなど食らいついたが、采配ミスなどもあり流れに乗り切れなかった。

法大と慶大は3日間にわたって熱い戦いを振り広げた。3試合とも先制は法大だが、第1試合では7番・小原が、第3試合では1番・柳町が劇的な逆転本塁打を放って勝利。陸の王者が底力を見せつけ、明大とともに首位に並んだ。

来週で前半戦が終了する東京六大学野球。“令和”最初の白星を挙げるのはどの大学か、引き続き注目していきたい。

 

【試合結果】
4/27(土)
法大 2-5 慶大
早大 3-7 明大

4/28(日)
明大 5ー3 早大
慶大 4-5 法大

4/29(月)
法大 4-7 慶大

【この選手に注目!】
早大戦第2試合で大活躍した明大・和田。2打数2安打5打点と大活躍し、チームを逆転勝利へ導いた。シンガポール出身で、常総学院高3年の時にセンバツ出場を経験し、米子北高との1回戦でも本塁打を放った。副将として部をけん引し、試合でもチーム運営でも主将・森下投手を援護している。