写真=Getty Images

「どうやって守れば良いのかを理解していた」

2018-19シーズンのMVP候補であるヤニス・アデトクンボは、ペイント内で他を圧倒できる数少ない存在だ。そのアデトクンボを擁するバックスとカンファレンス・セミファイナルで対戦することになったセルティックスは、チームディフェンスで対抗。4月28日に敵地で行われたバックスとの第1戦では、アデトクンボをフィールドゴール21本中7本に封じ、112-90で勝って1勝目をあげた。

アデトクンボとマッチアップすることが多かったアル・ホーフォードは、第1クォーター序盤、それから10点リード(70-60)で迎えた第3クォーター中盤にアデトクンボのレイアップをブロックで阻止。アデトクンボに自分の間でプレーすることをさせなかった。

ホーフォードは、アデトクンボ対策について「チームとして、彼に毎回タフなプレーを強いることに集中していた」とコメント。また、「チームとして、どうやって守れば良いのかを理解していた。ペイント内での彼がどれだけ危険な選手かも分かっているからね。失敗もあったけれど、チーム全員が守備を意識していた。ガードの選手がレーンを閉めてくれたし、相手の全てのシュートにチャレンジして、競ろうと思っていた。今日は、そういうプレーができたと思う」と、続けた。

ホーフォードは、守備だけでなく、攻撃でも3本の3ポイントシュートを含むフィールドゴール16本中8本を決め、20得点11リバウンド3アシスト3ブロックで勝利に貢献してみせた。

レギュラーシーズンでは好不調の波が激しかったセルティックスだったが、プレーオフに照準を合わせ、ファーストラウンドから負けなしの5連勝。26得点7リバウンド11アシストを記録したカイリー・アービングは「アップダウンを経験したけれど、自分たちはこのチームでやれることに感謝している」と、充実した表情を見せた。

いくら大躍進を遂げたバックスとはいえ、エースのアデトクンボの活躍なくしてセルティックスに勝つのは簡単なことではない。アデトクンボも「(ペイント内に)相手の選手が何人もいて、スピンしようが、方向を変えようが、2人目の選手が常に自分に張り付いていた」と、この日はお手上げ状態だった。

「試合映像を見ないといけない。もし彼らがシリーズを通して今日のようなプレーをするのなら、チームメートがシュートを決めてくれることを信じて、適切なパスを出さないといけない」とアデトクンボ本人が振り返ったように、彼が第2戦でアジャストできるかどうかが、このシリーズの結果に影響を及ぼしそうだ。