宿敵相手に快勝を収めた。3戦目の相手は昨年度一度も勝てなかった法大。武器であるパスホッケーで翻弄(ほんろう)し4得点。また、全試合を無失点に抑えた守備陣が今試合も最少失点で切り抜けた。


第1Q。攻守の要・MF舘亮佑主将(政経4=丹生)を中心とした中盤の調子が上がらず。ミスも目立ち、後手に回った。また、サークルインに4度成功するも放ったシュートは0本。「自分たちのホッケーができなかった」(FW太田陸登・理工4=今市)と、立ち上がりに苦しんだ。試合が動いたのは第2Q。太田が先制シュートをたたき込むと、第3Q、第4QはFW加藤大椰(文2=今市)とDF古川裕大(政経2=伊万里商)の2年生コンビが計3得点の活躍。4―1で法大を撃破した。

 リズムが出てきたのは後半。個々の技術が高い法大を相手に、前半は攻めあぐねていた明大だったが「1点2点取って明大のペースになった」(小池文彦監督)。持ち前のパスホッケーを駆使して相手の反則を誘った。さらに、終盤には古川がPC(ペナルティコーナー)を2本沈め、勝利を引き寄せた。「PCを取れば自分が決める」(古川)。強気な男が次戦もゴールを揺らす。

課題も残る一戦だった。一番の反省点は立ち上がりの悪さ。「安定したプレーができないといけない」(古川)。本来の連携を取り戻し、序盤からスピードを出せるかどうか。順位決定戦となる次戦のポイントになりそうだ。

[中野拓土]

試合後のコメント

小池監督

――今日の試合に点数をつけるなら何点ですか。

「70点です。最初の出来が悪いので。各Qのバランスが悪すぎるのでもっと最初からいけるチームにならないと全国制覇できないと思います」

――フィジカル強い法大にどういう作戦で挑みましたか。

「いつものように前でディフェンスをかけて、FWの守りでターンオーバーということでやった結果、反則も取れているし点も去年と違って取れています」

――今日の振り返りをお願いします。

 「第1Qの入りが良くなくて全体的に相手のペースに合わせてしまいました。いつも自分がペースを作るのですが、自分の調子が上がらなかったことが自分たちのペースを作れなかった要因です」

――相手は昨年度から負けが続いていた法大でした。

「今の2年生から4年生まで去年一度も勝ててなくて、そこは前の4年生の気持ちの分もリベンジしてやろうという気持ちで臨みました」

古川

――PCの手応えはどうでしたか。

 「相手の逆を突けてよかったです」