1回戦を勝利で迎えた対早大2回戦。初回1点を先制するとその後は互いに一歩も譲らない展開に。7回裏にその均衡を武田眞内野手(政経3=明大中野八王子)の本塁打で打ち破り、見事2―0の完封勝利で今季初の勝ち点奪取に成功した。

◆4・6~6・2 東京六大学春季リーグ戦(早大伏見グラウンド他)

◆4・28 対早大2回戦(早大東伏見グラウンド)

○明大2―0早大

2回戦 1 2 3 4 5 6 7 8 9
早大 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
明大 1 0 0 0 0 0 1 0 × 2

初出場のルーキーが早大打線を封じ込めた。公式戦初の先発出場となった廣瀬大介(営2=明大中野八王子)。初めての先発マウンドに緊張を見せるも「楽しんで投げることができた」(廣瀬)と5回無失点5奪三振の好投を見せる。2回表には2死一、二塁のピンチも空振り三振で抑え込み、見事に首脳陣の期待に応えてみせた。しかし、その裏には悔しい経験があった。慶大Bチームとの練習試合で先発した廣瀬は、3回10失点でまさかの降板。トラウマになるレベルの敗戦から約2カ月「その悔しさをバネに頑張ることができた」(廣瀬)と巡ってきたチャンスをしっかりとモノにした。

昨日の反省を今日に生かした。リリーフ陣が課題となった1回戦。6回からここまで無失点できている廣瀬に代わり前田剛志投手(農2=札幌第一)が登板する展開に。「なんとか(廣瀬に)勝ちをあげたい」(前田)との一心で流れを生かしたまま4奪三振の大活躍。投手交代後も早大打線を寄せ付けなかった。7回裏、初回以降1点差が続いた膠着状態で打順が回ってきたのは7番・武田。初球にきた内角低めの直球を芯でとらえると見事に左中間へ本塁打を放った。自身初の本塁打に「めちゃくちゃ気持ち良かった」(武田)と最高の結果で2―0の完封勝利を飾った。

リーグ戦でなんとか上位に食い込みたい。早くもリーグは後半戦。残りの立大、東大戦を残して勝ち点は1のみだが、「まだまだチャンスは残っている」(千田京平主将・農4=花巻東)。関東大会での強さを取り戻し、連戦連勝でAクラス入りを目指しにいく。

[木田諒一朗]

試合のコメント

千田

――今試合を振り返っていかがですか。

 「廣瀬が頑張ってくれました。今季初先発でしたけど、思いっきり投げてくれました」

――春リーグ終盤戦に向けて意気込みをお願いします。

 「まだまだチャンスは今日で残っていると思います。とにかくあと4試合、連戦連勝で必ずAクラス、また優勝目指して頑張ります」

武田

――本塁打を振り返っていかがでしたか。

 「自分はそんなに全ての球に対応することはできないので、真っ直ぐだけを狙いました。なんとか投手を助けたかったので、打てて良かったです」

――初の勝ち点となりました。

 「もっともっと勝たなければいけないので、気持ちをさらに引きしめていかなければという気持ちです」

高島

――初先発となりました。

 「初めてのマウンドだったので、最初緊張していましたけど、抑えられて良かったです」

――5奪三振の大活躍を振り返っていかがでしたか。

 「狙って取った三振が何個かあったので、それは自信につながると思います」

前田

――完封勝利となりました。

 「本当に走者がずっと出ていて結構危ない場面が多かったです。それでもなんとか無失点に抑えたくて、廣瀬も今日初先発でいい投球をしていたので、勝ちをあげたいなと思って投げました」