写真:馬龍(右)と王楚欽/撮影:ittfworld

<2019世界卓球選手権大会・個人戦(ハンガリー・ブダペスト) 2019年4月21日~4月28日>

終盤を迎えた世界卓球。27日は男子ダブルス決勝が行われ、中国の馬龍(同11位・30歳)/王楚欽(同92位・18歳)が、今大会快進撃を続けるオビディウ・イオネスク (同39位・29歳・ルーマニア)/アルバーロ・ロブレス (同51位・27歳・スペイン)の国際ペアを退けて優勝を果たした。男子シングルス準決勝は馬龍とマティアス・ファルク(同16位・27歳・スウェーデン)がともに勝利し、28日の決勝に駒を進めた。

男子ダブルスは中国勢が3連覇

男子ダブルス決勝は、準決勝で同士討ちを制して勝ち上がった馬龍/王楚欽と、破竹の勢いで勝ち上がったイオネスク/ロブレスのカードとなった。

試合は中国ペアが実力を発揮し、1ゲームを落とすも4-1で勝利。実績十分の馬龍と、18歳と若い王楚欽が組んだ中国ペアが初優勝を果たした。男子ダブルス中国勢としては、2015年、2017年から続いて3連覇となった。

男子シングルス 中国以外の決勝進出は2003年以来

波乱が続く今大会、男子シングルス準決勝でともに快進撃を続けるマティアス・ファルクと安宰賢(同157位・19歳・韓国)が対戦した。試合はゲームごとに主導権が入れ替わる展開となるが、強烈なバックハンドとフォアハンドスマッシュで得点を重ねたマティアス・ファルクがフルゲームの末に安を破り、決勝進出を果たした。今大会のシンデレラボーイ安宰賢の快進撃は準決勝で止まったが、堂々の銅メダルだ。

準決勝もう一方のカードは馬龍と梁靖崑 (同9位・22歳・中国)の対戦。準々決勝では丹羽孝希(同8位・24歳・スヴェンソン)との接戦を制して初のメダルを決めた梁だったが、中国のレジェンド馬龍には及ばなかった。試合は4-1で馬龍が勝利。3連覇に王手をかけた。

男子シングルス決勝は現地時間28日13時半(日本時間20時半)から。2005年以降、中国同士の決勝が続いていたこの種目。久々の他国間による優勝争いとなった。馬龍が優勝すれば3連覇。マティアス・ファルクが優勝すれば中国以外として、さらにはヨーロッパ勢として2003年のシュラガー(オーストリア)以来の優勝だ。

1週間にわたる世界卓球も残すところ2試合。最後まで目が離せない。

文:ラリーズ編集部