「ロジャーズ・カップ」(ATP1000/カナダ・トロント/7月25~31日/賞金総額408万9740ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で、第3シードの錦織圭(日清食品)は第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)に3-…

 「ロジャーズ・カップ」(ATP1000/カナダ・トロント/7月25~31日/賞金総額408万9740ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で、第3シードの錦織圭(日清食品)は第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)に3-6 5-7で敗れた。試合時間は1時間22分。

 錦織はジョコビッチと2010年から12回目の対戦で、2014年の全米オープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)以来となる3度目の勝利はならず。前回は5月にローマ(ATP1000/クレーコート)の準決勝で対戦し、ジョコビッチが2-6 6-4 7-6(5)で勝っていた。

 今大会には2年連続4度目の出場だった錦織。昨年は大会初の準決勝進出を果たし、アンディ・マレー(イギリス)に3-6 0-6で敗れていた。

 マスターズ1000の大会では3度目の決勝を戦った錦織だったが、初のタイトル獲得はならなかった。2014年のマドリッド(クレーコート)ではラファエル・ナダル(スペイン)に6-2 4-6 0-3でリタイア、今年3月のマイアミ(ハードコート)ではジョコビッチに3-6 3-6で敗れていた。

 ジョコビッチは今大会には10年連続出場で、2007年、11年、12年に続く4度目のタイトルを獲得。昨年は決勝進出を果たしたが、マレーに4-6 6-4 3-6で敗れていた。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)