開幕2連勝で迎えた第3節は流経大との一戦。佐藤亮主将の公式戦3試合連続ゴールで勢いに乗ると、前半13分までに3得点。後半には2点を追加し、5-0の大勝で見事に開幕3連勝を飾った。

 主将が勢いの火付け役となった。序盤からテンポの早いパスワークで流経大陣地に攻め込み、前半8分に左サイドから森下のクロスを佐藤亮が右足で押し込み先制点。「キャプテンが点を取るとチームに元気が出る」(栗田大輔監督)。得点ラッシュが始まった。直後の前半12分には自ら獲得したPKを佐藤亮が決めると、1分後の前半13分には森下の追加点で流経大を圧倒。後半には2点をダメ押し、5―0の完封勝利を果たした。

 常勝軍団へ。現在、公式戦6戦全勝中の明大。リーグ戦3試合で無失点。練習試合も合わせて負けなしの強さを発揮している。その強さの秘訣(ひけつ)はチーム全員の努力の結晶だった。「練習の成果を試合でお披露目するのが11人プラスベンチのメンバー」と語った佐藤亮。練習の中でも成功する回数が増えていることが大量5得点へとつながった。今試合の視察に訪れていた森保一監督(サッカー男子日本代表兼東京五輪日本代表監督)の目に留まる選手もいたのではないだろうか。

 連戦を乗り越えたい。今試合からGWの2週間にかけて4試合を消化する過密スケジュールだ。次戦は5月3日に筑波大と対戦する。8得点と得点力トップを誇るチームと大会無失点チームがぶつかるまさに〝矛盾対決〟。「総力戦になる」(佐藤亮)。リーグ戦も天皇杯出場に王手をかけた天皇杯予選もどちらも制しにいく。

[木田諒一朗]

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試合後のコメント

栗田監督

――早い時間帯に得点を重ねることができました。

 「うちは強い個人の関わり合いを大事にしていて、プレッシングに自信を持っています。強い個人で絶対に負けないという意思を持って試合に入りました」

――森保監督が視察されていました。

 「ありがたいことです。大学生のゲームを見てくれることは大きいことなのでうれしいです」

佐藤亮

 ――3試合連続ゴールとなりました。

 「チームに得点という形で貢献できたことはうれしいです。個人としてFWとして1人の選手として決め切る、PKまで持っていくことは常に意識していることです。それが今日の形として表れたことは良かったですけど、一試合一試合で結果を出し続けることはこれからも必要になってくると思います。チームが難しいときに決め切れる選手になります」

――チームが安定している要因は何でしょうか。

 「日々の練習で全員が追求できていることが結果として表れていると思います。あとは明大には60人ほどの部員がいてみんなが追求してそれをお披露目するのが11人プラスベンチのメンバーなだけなので、全員が取り組んでいることが出ていると思います。誰も手を抜くことなく本気で向き合っているからこそ、今のところ勝てていると思います。うまくいかなくなったときに修正を加えられることも今年の良さだと思います。チーム全員で取った勝利です」