2016“コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレースは、11時30分のスタートから早くも7時間が経過。No.21 YAMAHA FACTORY RACING TEAMはトップを死守したまま、残り1時間に突入していった。レーススタート時は…

2016“コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレースは、11時30分のスタートから早くも7時間が経過。No.21 YAMAHA FACTORY RACING TEAMはトップを死守したまま、残り1時間に突入していった。

レーススタート時は2番手から追い上げる展開となったが、1時間を経過する前にトップを奪還。そのまま、ミスのない走りに徹してきた。またペースも衰えることなく、6時間を経過したところで3番手のNo.12 ヨシムラ スズキ Shell ADVANCEを周回遅れにし、2番手を走行しているNo.87 Team GREENにも、迫り始めている。このままのペースで行けば、セーフティカー等の影響を受けることなく全車周回遅れという偉業を成し遂げそうだ。

さらに、気になるのが鈴鹿8耐の最多周回数更新。従来の記録は2002年に記録された219周だが、これに迫る勢いで周回を重ねている。このままのペースで行けば218周という計算でわずかに届かないが、これから日が暮れて気温が下がればラップタイムの向上も見込まれるため、記録更新も期待できそうだ。

ここまで、昨年以上に強すぎる印象を与えているヤマハファクトリー。2連覇も間違いないという雰囲気になっているが、鈴鹿8耐は最後の最後まで何が起こるかわからない。

残り1時間を切って、中須賀克行が7回目のピットインを行い、今年のアンカーはアレックス・ローズが担当することに。ヤマハファクトリーにとっては「完璧な週末」とするための、締めくくりの最終スティントが今始まった。

2連覇に向け最後のピットインを終えたヤマハファクトリー《撮影 吉田知弘》

2連覇に向け最後のピットインを終えたヤマハファクトリー《撮影 吉田知弘》

2連覇に向け最後のピットインを終えたヤマハファクトリー《撮影 吉田知弘》

2連覇に向け最後のピットインを終えたヤマハファクトリー《撮影 吉田知弘》

2連覇に向け最後のピットインを終えたヤマハファクトリー《撮影 吉田知弘》

2連覇に向け最後のピットインを終えたヤマハファクトリー《撮影 吉田知弘》