幸先の良いスタートを切った。今大会は全国の学生ナンバーワンを決める大舞台。北出光茂(政経4=ルネサンス大阪)が、昨年度同大会からトータルで28キロ記録を伸ばし、銀メダルを獲得した。志村優人(政経1=埼玉栄)も自己ベストに迫る試技を見せた。

◆4・26~28 第65回全日本学生個人選手権(はびきのコロセアム)

▼61キロ級

 2位 北出(S107 J135 T242)

▼67キロ級

 6位 志村(S105 J137 T242)

※S…スナッチ、J…ジャーク、T…トータル

 「取れんかってもええかな。取ったらもうけやな」。この大一番でも、地元・大阪の男は落ち着いていた。スナッチ3本目。北出は、先週マークした自己ベストを2キロ上回る107キロに挑戦した。「うまいこと、シャフトが自分の上にストンって入った」。足元がふらついた1、2本目よりもスムーズな動きで挙上。このスナッチでの先行により、ジャーク2本目でトータル2位が確定した。

2年前、同大会56キロ級で王者に輝いた北出。その後は、度重なるケガ、体調不良により自己ベストを更新できず苦しんだ。しかし、今春に自身も驚く急成長を遂げ「思わぬところから転がり込んだ2位」(北出)。再び表彰台で笑顔を見せた。

 熱戦は続く。「ジャーク1本目を落としてしまったのが1位に挑戦できない結果になってしまった」(北出)。たった1回の失格が大きく順位を左右する。明日、明後日こそタイトルを取るため、目の前の試技に集中を高める。

[西山はる菜]

試合後のコメント

北出

――2年前からここまでを振り返っていかがですか。

「階級が変わって。56から61になって。正直不安でした。階級を上げたところでどこまで通用するのかなって。でも新階級になって61になった時に、61ならもしかしたらって希望が見えてから熱が入って、56の時よりも練習量が増えたと思います。去年は本当にふがいない結果で悔しくて、今回リベンジできた感じがあったので良かったです」

 

――去年は団体戦に出られていないと思いますが、団体戦に向けての気持ちはありますか。

「個人戦よりも団体戦の方が強いメンバーになると思うので、その人らと並べるようになって戦っていきたいなと思います」

 

――今年度の個人の目標はありますか。

「インカレで個人としても優勝したいです」