「ATP500 バルセロナ」(スペイン・バルセロナ/4月22~28日/クレーコート)の大会5日目、男子シングルス準々決勝で第4シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界104位のロベルト・カルバレ…

「ATP500 バルセロナ」(スペイン・バルセロナ/4月22~28日/クレーコート)の大会5日目、男子シングルス準々決勝で第4シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界104位のロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)と対戦。第1セットは6-4で錦織が先取した。

錦織は今大会3回戦で、成長著しい18歳フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)にストレート快勝して迎えた準々決勝だ。今大会で3月からの連敗を3で止め、徐々に復調傾向である錦織のプレーに期待がかかる。

準々決勝の相手、26歳カルバレス バエナとは今回が初対戦。カルバレス バエナは、2018年にクレーコート大会「ATP250 キト」でツアー初優勝している。今大会はラッキールーザー(予選で敗退したものの、本戦に欠場者が出たことによる繰り上がり出場)での本戦出場だ。

第1セットはカルバレス バエナのサービスゲームから開始。すると錦織は第1ゲームで早々にブレークに成功し、幸先良いスタートを切った。

錦織の3-2で迎えたサービスゲームには一時デュースとなるも、錦織はさらに鋭いショットでねじ伏せここをしっかりとキープ。

両者はその後キープを重ね、迎えた第10ゲームが錦織のサービング・フォー・ザ・セットに。錦織はダブルフォルトから相手にブレークポイントを与えるピンチとなったが、それでもしぶとく粘る相手から1ブレーク差を守り切り、6-4で第1セットをものにした。

試合は2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 バルセロナ」での錦織

(Photo by David Ramos/Getty Images)