2016“コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレースはスタートから5時間が経過。No.21 YAMAHA FACTORY RACING TEAMがトップを維持しているが、その後方でNo.01 エヴァRT初号機 TRICK STARが快進…
2016“コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレースはスタートから5時間が経過。No.21 YAMAHA FACTORY RACING TEAMがトップを維持しているが、その後方でNo.01 エヴァRT初号機 TRICK STARが快進撃を見せている。
予選ではトップ10トライアル進出を逃し14番手からスタートしたが、出口修、井筒仁康、エルワン・ニゴンが徐々に順位を上げ、スタートから2時間を経過した時点ではトップ10圏内に進出。ちょうど5番手以下の集団は接戦となっており、そこでのバトルを着実に制し、スタートから4時間を過ぎたところで4番手に浮上した。
その後はNo.7 YART YAMAHA - OFFICIAL EWC TEAMと接戦のバトルを展開し、5番手に下がってしまうが、ここまでノートラブル・ノーアクシデントで快進撃を見せている。
昨年は朝のウォームアップでバイク2台を損傷し、なんとかグリッドについたものの満足なレース運びができず、上位進出を果たすことができなかった。エヴァンゲリオンレーシングとしては今まで表彰台の経験はなく、このまま行けば、展開次第ではそのチャンスも生まれてきそう。彼らの走りも最後まで目が離せない。
トップを走るNo.21 ヤマハファクトリーは順調に周回を重ねており、136周を走破。2番手以下との差は1分50秒近くまで広がっており、全車周回遅れにしてしまう可能性も出てきた。2番手はNo.12 ヨシムラ スズキ Shell ADVANCE、3番手にNo.87 Team GREENが続き、白熱のバトルをみせている。
No.01 エヴァRT初号機 TRICK STAR《撮影 益田和久》