日本陸連は26日、5月11日から12日に神奈川・日産スタジアムで開催されるIAAF世界リレー2019横浜大会の日本代表選手を発表。早大から伊東利来也(スポ3=千葉・成田)が日本代表に選出された。ドーハ世界選手権のリレー種目の出場権を獲得すべく臨むこの大会で、伊東がその一翼を担うことができるか、期待が高まる。

 伊東は今月21日から24日にカタール・ドーハで行われたアジア選手権に出場したばかり。個人種目で出場した400メートルでは予選(46秒59)、準決勝(46秒52)とシーズンベストをマークして決勝に進出したが、決勝の舞台では失格に終わってしまった。それでもその後の4×400メートルリレー(マイル)では3走を担当し、日本の金メダル獲得に貢献した。


東京六大学対校大会ではマイルのアンカーを担当し、早大の7連覇のゴールを悠々と切った。『W』の文字を『JAPAN』に変え、躍動する姿を見たい

 成田高時代から全国高校総体や国民体育大会の決勝に進出するなど力を見せていた伊東だが、早大でその才能がさらに開花。特に昨年の成長は著しく、日本選手権では初出場ながら400メートルで3位に食い込み、日本学生対校選手権でもリオデジャネイロ五輪の日本代表で、当時東洋大のウォルシュ・ジュリアンジャミィに次ぐ2位入賞を遂げた。自己記録も入学当時の47秒33から45秒79まで短縮し、早大記録に0秒08まで迫っている。いまや日本の短距離界を代表する存在まで駆け上がった新星は、『JAPAN』のユニホームを背負い、横浜の地でどのような活躍を見せるだろうか。

(記事 岡部稜、写真 金澤麻由)