2016“コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレースは、ちょうど折り返しに当たる4時間が経過。No.21 YAMAHA FACTORY RACING TEAMが110周目に突入している。3時間を終えたところで3回目のピットインを行ったN…

2016“コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレースは、ちょうど折り返しに当たる4時間が経過。No.21 YAMAHA FACTORY RACING TEAMが110周目に突入している。

3時間を終えたところで3回目のピットインを行ったNo.21 ヤマハファクトリー。ポル・エスパルガロから再び中須賀克行がライディングしている。一方、序盤でトップを争っていたNo.634 MuSASHi RT HARC-PRO.はトラブルによりバイクがストップ。トラックに運ばれてピットにマシンが戻されるが修復不可能ということでリタイアが決定した。

これで後続とのマージンがさらに広がったNo.21 ヤマハファクトリーだが、手をゆるめることなく2分09秒台のペースで周回。4時間を経過しようかというところで、中須賀が105周目に2分08秒411を記録しファステストラップをマーク。さらにリードを広げている。

一方、2番手争いではNo.87 Team GREEN(柳川明)とNo.12 ヨシムラ スズキ Shell ADVANCE(津田拓也)が接戦を展開。一度は先行を許したヨシムラだったが、津田が少しずつ詰めて101周目に2番手に浮上。それでも両者の差は離れることなく、後半戦も目が離せないバトルが繰り広げられそうだ。

今回はレースが始まって以降、一度もセーフティカーが導入されないという、非常に落ち着いた展開になっている。しかしまだ4時間残っており、過去にも様々なトラブルが夕方の時間帯に発生した。ここまではヤマハファクトリーが盤石なレース運びを見せているが、何かあると順位が入れ替わる差でもあるため、まだまだ気の抜けない走りが続いていきそうだ。

No.12 ヨシムラ スズキ Shell ADVANCE《写真提供 鈴鹿サーキット》

No.12 ヨシムラ スズキ Shell ADVANCE《写真提供 鈴鹿サーキット》

No.87 Team GREEN《撮影 益田和久》

No.87 Team GREEN《撮影 益田和久》