クリス・ポールが横槍を入れ、爆笑を誘う会見に

4月24日、ロケッツはホームでのファーストラウンド第5戦に100-93で勝利。ジャズを撃破してのカンファレンス・セミファイナル進出を決めた。

ロケッツはオフェンスでジャズを圧倒したわけではなかったが、12スティール12ブロックというチームスタッツからも分かるように、ディフェンスで違いを生んだ。

次のラウンドでは、クリッパーズとウォリアーズの勝者と対戦するのだが、クリント・カペラは、昨シーズンのカンファレンスファイナルで煮え湯を飲まされた宿敵ウォリアーズとの再戦を強く希望している。会見で「自分はウォリアーズとやりたい」と力強く語ると、揃って出席したクリス・ポールが横槍を入れ、室内に笑い声が響き渡る会見へと様変わりした。

「お前、そんなこと言うと『Bleacher Report』のネタになるぞ」というポールの一言で記者たちが笑い声をあげると、カペラも微笑んだ。話し続けたカペラの横で、ポールは近くにいた記者の方を向き、笑顔で「Tweetしたくて仕方がないって顔をしているよ」と茶化した。

昨年のカンファレンスファイナルは、第7戦までもつれた末にウォリアーズが熱戦を制し、2連覇を果たした。この時、カペラはロッカーへと続く通路で悔し涙を流している。

「チャンピオンになるためには、王者を倒さないといけないんだ」と続けたカペラ。その隣で「そうだ」とうなずくポールは、記者に向かって「みんな、今の一言を加えるのも忘れないようにね」と付け加え、さらなる爆笑を誘った。

ライバルのウォリアーズは、王手をかけて臨んだホームでのファーストラウンド第5戦でクリッパーズに敗れたため、第6戦が行われるロサンゼルスに移動しなければならなくなった。一足先に勝ち上がりを決めたロケッツにはスケジュールに余裕ができ、次のラウンドに向けて心身のコンディションを整えられる。どちらが勝ち上がってきても、コンディションの面でアドバンテージがある。

ホームで敗れたとはいえ、次のラウンドはカペラが望む形になる可能性が高いだろう。今はポールにも冗談を言う余裕があるが、実際にウォリアーズとの対戦が決まれば、彼の表情からも笑顔は消え、真剣モードに切り替わる。