日本選手権も終盤戦。この日は、期待のルーキー浅羽栞(スポ1=東京・八王子学園八王子)が数々の有名選手を抑え、女子200メートル平泳ぎで2位入賞。今回は納得のいくタイムを記録することはできなかったが、ジャパンオープンでの代表権獲得に期待がか…

 日本選手権も終盤戦。この日は、期待のルーキー浅羽栞(スポ1=東京・八王子学園八王子)が数々の有名選手を抑え、女子200メートル平泳ぎで2位入賞。今回は納得のいくタイムを記録することはできなかったが、ジャパンオープンでの代表権獲得に期待がかかる。

★次こそは世界へ。浅羽、日本選手権初の表彰台に上がる!


表彰式での浅羽(左)

 存在感は示すも、悔いも残るレースとなった。女子200メートル平泳ぎ決勝に登場した浅羽。最初の100メートルを3位で折り返すと、鈴木聡美(ミキハウス)を捉え、渡部香生子(平31スポ卒=現JSS)に次ぐ2位に浮上。そこからさらにスパートをかけたいところであったが、「もうちょっとうまく泳げたんじゃないかな」と、思うようにタイムを伸ばすことができない。浅羽同様後半に強い渡部に食らい付いていきたいところであったが、最後は体一つ分の差をつけられてしまい、そのまま2分25秒94の2位でフィニッシュ。不完全燃焼なレースとなってしまったが、日本選手権では自身初の台乗りを果たした。
 「初めての表彰台でうれしいんですけど、喜べない気持ちがあります」。表彰式後、そう複雑な表情で語った浅羽。自信を持って臨んだ大会だっただけに、「最低ライン」としていた自己ベストの更新はおろか、準決勝よりタイムを落とすという結果には落胆の色も見せた。それでも、女子100メートル平泳ぎで自己ベストを更新し、スピード面での成長を感じさせるなど、今大会で得た収穫も多い。ジャパンオープンでは、「代表権を勝ち取れるようなレースがしたい」と話す浅羽。その真っすぐな瞳は、世界を確かに見据えている。

(記事 宇根加菜葉、写真 石黒暖乃)

★丸山と佐藤、悔しさ残る決勝のレースに


今大会躍進を遂げた丸山

 昨日の男子200メートル背泳ぎ準決勝で、1分59秒台をマークし、勢いに乗る丸山優稀(法3=埼玉・大宮)。ユニバーシアード競技大会の代表入りを目指し、決勝に臨んだ。ところが、連日のレースで疲労が蓄積。「体が重かった」と準決勝ほどの快泳を見せることはできず、2分00秒96の7位でフィニッシュ。悔いの残るレースとなってしまった。それでも、「素直に2分00秒よりも速いタイムと2分00秒が出せたということは、自分の中でいい結果だったなと思える」と話した丸山。今後のさらなる飛躍に期待がかかる。
 女子800メートル自由形に出場した佐藤千夏(スポ2=埼玉栄)。今大会で佐藤が最も照準を合わせていたと話す種目だ。スタート直後は小堀倭加(日大)、難波実夢(MGニッシン)に次ぐ3位につける。一時は2位に躍り出るなど、難波との接戦を繰り広げるも、終盤にかけて失速。難波、小堀、森山幸美(山本光学)に大差をつけられると、ラストは望月絹子(神奈川大)にも0秒05差で負け、5位でレースを終えた。8分31秒98というタイムに関しても「本当に遅いという一言で終わる」と言い放った佐藤。「日程が長いと自分の弱い部分が出てしまって、疲れている状態では体が動かなくなってしまう」と語ったように、今後の課題が明らかになった。ジャパンオープンに向けて修正を加え、今回かなわなかった女子400メートル自由形、女子800メートル自由形でも自己ベストを狙う。

(記事 宇根加菜葉、山本小晴、写真 石黒暖乃)

★伊東と村上が準決勝に進出


予選のレース後、笑顔を見せる村上(右)

 男子50メートル自由形には、伊藤新盛(スポ2=岐阜・中京学院大中京)、伊東隼汰(社2=東京・早大学院)、村上雅弥(スポ2=香川・坂出)、今野太介(スポ1=山形・羽黒)が出場。そのうち、伊東と村上が準決勝へと駒を進めた。
 男子100メートル自由形は悔しい結果に終わった伊東。男子50メートル自由形に向けた練習は積んでこなかったものの、呼吸法をノーブレに変えるなどの策を練り、この種目のレースを迎えた。すると、22秒86の11位で準決勝に進出。「思ったよりはいいかな」と話すように、一定以上の手応えを得た。このままファイナリスト入りも果たしたいところであったが、予選でも課題が残った浮き上がりを修正し切れず。ストロークには若干の改善が見られたものの、14位で準決勝敗退となった。1カ月後に迫るジャパンオープンで目指すは、男子4×100メートルフリーリレーの代表入り。いまだ空席の1枠をつかむべく、これから1カ月まい進を続ける。
 一方、「調整もうまくいっていて、自分の中でタイムが出るという自信がしっかりできていた」という村上は、予選で自身初の23秒切りを達成。大幅な自己ベストの更新に、レース直後には思わず笑みがこぼれた。そして迎えた準決勝だったが、浮き上がりに失敗してしまい、タイムは23秒21。「自分の中では駄目だったかな」と悔しさをにじませた。ジャパンオープンでは決勝の舞台に立ち、納得のいく泳ぎを見せてほしい。

(記事 宇根加菜葉、写真 石黒暖乃)

★幌村、無念の準決勝敗退


準決勝のレース後、悔しそうな表情を見せる幌村

 男子200メートルバタフライで悔しい結果に終わった幌村尚(スポ3=兵庫・西脇工)。緊張と不安を抱えながらも気持ちを切り替え、男子100メートルバタフライに臨んだ。順当に予選を突破し、「明日につながるレースができるように頑張りたい」と意気込んでいた準決勝。だが、記録は思うように伸びず、全体の11位で決勝進出を逃す。「最近は割と安定して良い泳ぎができるようになった」と自らも調子の良さを感じていただけに、今回の結果は悔しいものだっただろう。しかし、一方で「悔しさから切り替えて、今出せる力をしっかり出せたという意味では、諦めずにレースができて良かった」とも話す。男子200メートルバタフライの代表に選出される可能性はまだ残っている。持ち味であるストロークを生かした泳ぎで次こそは代表選出を勝ち取りたい。幌村の挑戦は続く。

(記事 山本小晴、写真 石黒暖乃)

結果

◇決勝

男子200メートル背泳ぎ

丸山優稀 2分00秒96【7位】

女子800メートル自由形

佐藤千夏 8分38秒91【5位】

女子200メートル平泳ぎ

浅羽栞 2分25秒94【2位】

◇準決勝

男子50メートル自由形

伊東隼汰 22秒87【14位】

村上雅弥 23秒21【16位】

男子100メートルバタフライ

幌村尚 52秒66【11位】

◇予選

男子50メートル自由形

伊東隼汰 22秒86【11位】

村上雅弥 22秒98【14位】

伊藤新盛 23秒09【18位】

今野太介 23秒35【34位】

男子1500メートル自由形

古畑海生 15分44秒21【19位】

男子100メートルバタフライ

幌村尚 53秒08【11位】

池江毅隼 54秒30【27位】




コメント

決勝進出者

丸山優稀(法3=埼玉・大宮)

――今のレースを振り返っていかがですか

結構体が重かったので、思うように結果が出なくて残念でした。

――今大会5本目のレースだと思いますが、疲れはありましたか

そうですね、結構疲労があって、仕方ないところではあるんですけど、その中でも結果は出したかったなというところです。

――前の自己ベストに比べるといいタイムだと思いますが

そこは素直に2分00秒よりも速いタイムと2分00秒が出せたということは、自分の中でいい結果だったなと思えるので良かったなと思います。

――今大会結果を残せたと思いますが、全体を振り返っていかがですか

目標だった日本選手権決勝というのは達成できたんですけど、もしかしたらユニバ(ユニバーシアード競技大会)にいけたかもしれないなというのがあってそれが達成できなかったので、ジャパンオープンであったりとかインカレ(日本学生選手権)に向けて、ジャパンオープンであれば決勝でもっといい順位をとるとか、インカレであれば優勝に絡んでいけるようなレースができればなと思います。

佐藤千夏(スポ2=埼玉栄)

―― タイムは8分38秒91でした

本当に遅いという一言で終わるかなと思っています。

――きょうのペース配分について教えていただけますか

前半はできるだけ倭加ちゃん(小堀、日大)に付いていこうと思っていたんですけど、最初から出遅れていて、後半も周りの人に置いていかれていたので、課題がたくさんあると思っています。

――レースにおいて意識していた選手はいたのでしょうか

小堀倭加ちゃんと、森山幸美さん(山本光学/SWANS)と難波実夢ちゃん(MGニッシン)は常に意識していました。

――女子1500メートル自由形のインタビューのときにスピードが落ちたとおっしゃっていましたが、きょうはいかがでしたか

この間が空いた1日で改善ができなくて。ジャパンオープンでも似たような種目になると思うので、今後の課題とします。

――今大会では昨年に比べて良い結果が多いと思うのですが、大会全体を振り返っていただけますか

最初の方は予定通りというのはあれなんですけど、自分でも納得ができる結果が出ました。でも、日程が長いと自分の弱い部分が出てしまって、疲れている状態では体が動かなくなってしまうというのが見えたので、今後は改善していきます。

――ジャパンオープンに向けて一言お願いします

400メートルと800メートルの自由形で自己ベストを更新できなかったので、ジャパンオープンではこの2つを狙っていきたいと思います。

浅羽栞(スポ1=東京・八王子学園八王子)※囲み取材を含む

――2位という結果ですが、いかがですか

全然タイムが出せなかったので、初めての表彰台でうれしいんですけど、喜べない気持ちがあります。

――2分24秒台は出したかったですか

やっぱり香生子さん(渡部、平31スポ卒=現JSS)が出したようなタイムは出したかったなというのがあります。

――想定よりも遅かったのは後半ですか

そうですね、もうちょっとうまく泳げたんじゃないかなというのはあります。

――女子100メートル平泳ぎでは自己ベストの更新もありましたが、今大会を全体的に振り返っていかがですか

今大会は一番自信があって臨んだ大会だったんですけど、それが出せなくて悔しい大会になってしまいました。

――今後もVALUE SSを拠点に練習されますか

そうですね、それと早稲田大学で練習していこうかなと思っています。

――代表は2枠とも埋まっていませんが、ジャパンオープンにはどういう目標を持って臨んでいきたいですか

あと1カ月ですが、代表権を勝ち取れるようなレースをしていきたいなと思います。

――今回代表に入れなくて悔しいとおっしゃっていますが、収穫もあると思います

そうですね、100メートルで一年半ぶりにベストが出せて、スピードは自信がありますし、今までで一番練習が積めたので、そういう面ではいい大会だったんじゃないかなと思います。

――女子200メートル平泳ぎは後半勝負だとおっしゃっていましたが、100メートルでもスピードがついてきて、200につながっているんですか

スピードがないと前半を楽に泳げないというのは分かっているので。後半は香生子さんなどもみんな強いですので、そこが一番の勝負になるのかなと思います。

準決勝進出者

幌村尚(スポ3=兵庫・西脇工)※囲み取材より抜粋

―― 今大会はどうでしたか

今回2バタ(男子200メートルバタフライ)から始まって、すごく気持ち的にきつかったんですけど、悔しさから切り替えて、今出せる力をしっかり出せたという意味では、諦めずにレースができて良かったと思います。

――今回の記録は仕方ないものですか

いや、決勝は残りたかったので、まだ実力不足だなとは感じます。

――大会前はコンディションは良かったように見えたのですが実際は

僕も調子いいと感じていて。レース前のアップも水が当たっている感覚があったので、良かったんですけど、それを結果につなげることができなくてまだまだだなと思います。

――練習中でも調子のいい、悪いの波はあるんですか

最近は割と安定していい泳ぎができるようになった方だと思います。

――これまでの結果を踏まえて、悪かった点というのはどこだと思われますか

泳ぎが重かった部分がちょっとあって、まだ去年のような泳ぎはできていないので、ジャパンオープンまでの5月、6月は一から頑張って、2バタはまだ一枠あるので、勝ち取れるように頑張りたいと思います。

――「去年のような泳ぎ」というのは言葉で表すとどんな感じですか

僕の泳ぎの良いところはストローク1回で結構推進力を得て前に進む泳ぎだったんですけど、その泳ぎがまだできていないなと思います。そこも技術を改善させながら強化をしていきたいと思います。

伊東隼汰(社2=東京・早大学院)

―― 22秒87というタイムに関しては

予選からタイムを上げることができなかったので、タイム自体は良くないんですけど、100(メートル自由形)から気持ちを切り替えられたという点では少しはいいのかなと思います。

――先ほどのインタビューでは浮き上がりとストロークが要になるとおっしゃっていましたが、実際やってみていかがでしたか

ちょっとやっぱり浮き上がりがうまくいかなかったですね。ストロークは意識したんですけれども、予選よりは良くなったのかなと思います。でもまだ改善の余地はあると思います。

――ストロークは具体的にどのような点を意識されましたか

ストロークで深くかいてしまう癖があるので、もうちょっと浅くして、力の方向をより前に進めるようにするのが大事かなと思います。

――次にジャパンオープンが控えていますが、そこへ向けての修正はどのように考えていますか

世界選手権のリレーの4番手はまだ決まっていないので、今回結果は悪かったんですけれども、それにつまずくことなく次のジャパンオープンで代表をとれるように、前向きに練習していきたいと思います。

村上雅弥(スポ2=香川・坂出)

――今のレースを振り返っていかがですか

スタートでミスしてしまったので、周りから遅れてしまってタイムもいいタイムが出なかったので準決勝は自分の中では駄目だったかなという感じですね。浮き上がりがうまくいかなかったので、そこは改善点だなと思います。

――次の大きい大会はジャパンオープンだと思いますがどこらへんを狙っていきたいですか

もう一回A決勝に残れるように、今度は2本目も泳げるような練習をしていきたいなと思っています。

予選後

池江毅隼(スポ4=東京・日大豊山)

――54秒30というタイムですがいかがですか

半バタ(男子50メートルバタフライ)が終わってから調子を崩してしまって心配だったんですけど、そこまでひどいタイムではく、早稲田基準も切ることができたので、ギリギリ合格ラインぐらいはいけたと思うんですけど、54秒を切ることが目標だったのでそこは残念です。

――前半が25秒24だったのはどういうこと

遅いですね。

――後半はいい感じですか

後半はまあそこそこです。

――来週は東京六大学春季対抗戦がありますし、来月にはジャパンオープンがありますが、どういうふうに挑んでいきたいですか

六大はチーム対抗戦となるので、個人のレースだけではなく、みんなで一緒に盛り上がれるように雰囲気づくりとかも頑張っていきたいです。ジャパンオープンでは、今回2種目ともベストを出そうと思って出すことができなかったので、出せるようにまたうまく調整したいと思います。

幌村尚(スポ3=兵庫・西脇工)※囲み取材より抜粋

―― 泳ぎはいかがでしたか

200(メートルバタフライ)が調子悪かったので、100(メートルバタフライ)は緊張と不安があったんですけど、気持ち良く泳げたので良かったと思います。

――男子200メートルバタフライでは悔しい思いがあったということですが、200メートルと100メートルで種目は違いますが、どのようなことを意識して泳がれましたか

気持ちをしっかり切り替えて泳ごうと思いました。

――気持ちはどのように切り替えましたか

終わってしまったことは考えても仕方ないので。次のレースがまだ残っているので、それにしっかり集中しようと思いました。

――技術面では具体的にどのようなことを意識されましたか

後半になってくると顔が上がってきて抵抗が生まれてしまうので、できるだけ抵抗の少ない泳ぎを意識してやってきました。

――男子200メートルバタフライの映像を見て意識した点はありますか

体が前に進んでいなかったので、体をできるだけ前に進めるような泳ぎ方をしました。

――準決勝に向けて意気込みをお願いします

準決勝はまず52秒前半を狙って、あすにつながるレースができるように頑張りたいと思います。

伊東隼汰(社2=東京・早大学院)※囲み取材より抜粋

――この種目に関してはどのようなところを

今まで50メートルを意識した練習はしていなくて。それで今回50メートルってことで、今までは100メートルに近い泳ぎをしていたんですけど、50メートルに向けた泳ぎに挑戦してみたって感じです。

――具体的にはどのように

2分の1呼吸という2回に1回の呼吸で今まではやっていたんですけど、今回はノーブレで、呼吸をなしで50メートル泳いでみました。

――手応えはいかがですか

思ったよりはいいかなと思っていて。準決勝に向けてもう少し準備して、どのくらいタイムが上がるかはわからないですけど、挑んでみたいと思います。

――タイムに関しては

きょうの感じだと2秒5(22秒5)くらいが出てもいいのかなという感じです。

――大会前にこれくらいの設定をした、というよりは泳いでみて考えるということでしょうか

50メートルのことは考えていなかったので。やってみたら、という感じです。泳いでみたら意外と。

――まずは準決勝ですね

準決勝も取りあえず8位以内に残ることを目標にして、それであしたのことはまた考えたいと思います。

――タイムはどれぐらいいきたい、とかはありますか 

8番が22秒5〜6くらいがラインだと思うので、そのへんは狙っていきたいなと思います。

――ポイントになりそうなところは

今は浮き上がりがあんまりうまくいっていなかったので修正したいのと、もう少しストロークをアップの時に研ぎ澄ましていきたいなというふうに思っています。

古畑海生(スポ2=兵庫・市川)

――男子800メートル自由形が終わった後から、どういうふうに調整していきましたか

泳ぎのリズムが崩れていたので、それを修正しようと思っていました。

――どういうプランできょうは挑まれましたか

タッチがちょっと遅かったのでそこをワンテンポ速くやるように意識したんですけど、うまく1500につなげられなかったので、残念でした。

――ジャパンオープンではどういう目標を持って臨んでいきたいですか

ベストが去年の夏から出ていないので、ベストを目指したいと思います。

村上雅弥(スポ2=香川・坂出)※囲み取材より抜粋

――今までの自己ベストは

23秒25です。むちゃくちゃベスト出ました(笑)。びっくりしました。

――どんなところが良かったですか

今回調整もうまくいっていて、自分の中でタイムが出るという自信がしっかりできていたので、それが良かったと思います。

――次に向けては

多分準決勝に残ると思うので、決勝に進めるのが一つ課題だと思うんですけど、もう一回楽しく、ベストを狙ってレースできたらなと思います。

――泳ぎとしてはどのようなところがポイントになると思いますか

体の大きい選手との勝負になるので、スタートが肝心になってくると思うので、そこだけ気をつけたいと思います。

今野太介(スポ1=山形・羽黒)

――ジュニア五輪で日本選手権の標準記録を突破されましたが、調子というのはいかがですか

朝のアップの時は良かったんですけど、50となったら呼吸のタイミングが合わなくて、難しかったかなと思います。

――タイムは何秒ぐらいを狙っていきたかったですか

ベストで23秒0ぐらいは出して、準決勝に残りたかったです。

――来週は東京六大学春季対抗戦がありますが、目標はありますか

短水路のベストを出して、オープン(ジャパンオープン)を切って、またB決勝以上を狙って頑張りたいです。