立ち上がりから学芸大の強力なサーブに苦しめられ、試合はフルセットに。それでも最後には地力の差を見せつけて、リーグ戦5連勝を飾った。            

4・6~5・18 春季関東大学リーグ戦(日体大健志台キャンパス米本記念体育館他)

4・21 学芸大戦(駒沢大学体育館)

明大3{19-25、25―23、25―23、23―25、15―11}2学芸大

<スターティングメンバー>(ローテーション順)

OH(アウトサイドヒッター)鎌田佳朗(法4=東亜学園)、MB安井恒介(政経1=尼崎市立尼崎)、OP池田颯太(営3=松本国際)、OH小松一哉主将(政経4=雄物川)、MB三輪大将(政経2=高川学園)、S上林直澄(法3=東亜学園)、Li鳴尾空海(商2=習志野)、Li瀧田大輔(商3=洛南)

 セットカウント2-1で迎えた第4セット、20点過まではリードをする展開。しかし、「キャッチが我慢できなかった」(小松)と、序盤から苦しんでいた学芸大の強力なジャンプサーブを前に再びレセプションが乱れた。23―23の場面ではセッターに返らなかったサーブレシーブを学芸大にダイレクトアタックされ失点。さらにレシーブの乱れからの2段トスを池田がシャットアウトさえ、第4セットを逆転で落とした。「精神的な弱さがある」(池田)。大事な場面でミスを1回で止めきれていないのが、今リーグ戦での大きな課題となっている。

 最後に本来の力を発揮できた。流れが相手にいきかけていた第5セット、いきなり鎌田が強力なジャンプサーブで相手のレセプションを乱すと、4連続得点に成功。「本来なら先にやりたかった」(小松)。理想とするサーブから攻撃のリズムをつくる形がようやく最終セットに出てきた。勢いに乗った明大はさらに池田のフローターサーブで相手を揺さぶり、15-11で最終セットをモノにした。

 優勝を懸けた大事な試合が始まる。11試合中6試合終えて5勝1敗とまずまずの滑り出し。来週からは上位チームとの対戦で、フルセットの激闘が予想される。「技術よりメンタルを」(小松)。来週以降の戦いでミスをしても立て直せる強いメンタルを得て、春リーグ王者の称号をつかむ。

[大西健太]

試合後のコメント

小松

――今試合を振り返っていかがですか。

 「学芸大はかなり勢いがあって、それに対して対応し切れなかったのがフルセットになった理由だと思います。とてもタフなゲームだったけれど、勝てたことは素直に良かったです。こういう展開にならない自分たちのやり方があったと思うので、とても勉強になった試合です」

――前半戦を終えていかがですか。

 「結果的に5勝1敗で、終わってみたら6試合通して学ぶことは多かったです。まだまだこのチームはこれからだと実感していて、もっともっと伸びていけるチームなので、後半戦上位と試合をして、自分たちの技術や精神が磨かれていくと思うので、後半戦も変わらずにチームとして強くなる要素はいっぱいあると思います。もちろん勝ち負けも大事だけど、チームとしての成長を求めて後半戦も取り組みたいと思います」

池田

――サーブが非常に効果的でした。

 「サーブで崩して相手が2段トスになったところを切り返すという場面が増えれば戦えるということは昨年度で実感できたので、今年度は全員サーブが武器だと言えるくらい強化して、サーブで崩す形をいかに多く作れるかという話をチームの中でもしているので、全員意識してやれていると思います」