「彼の能力はスタッツに反映されるものではない」

ソルトレイクシティでのファーストラウンド第3戦。2連勝で敵地に乗り込んだロケッツは、第4クォーター終盤の攻防を制し、104-101で勝利した。

ジェームズ・ハーデンが試合開始からフィールドゴールを15本続けて外したものの、ロケッツは3連勝でシリーズ突破に王手をかけた。試合後の会見で、クリス・ポールは、第4クォーター終盤に試合の行方を左右するリバウンドを記録したPJ・タッカーを称えた。

101-99で迎えた第4クォーター残り13.1秒、ハーデンが放った3ポイントシュートは決まらなかったものの、タッカーがリバウンドを奪ってポゼッションを死守。そして102-99で迎えた残り8.7秒、インバウンドパスからジャズのドノバン・ミッチェルがオープンな状態での3ポイントシュートを外した後も、タッカーがリバウンドを奪取。ジョー・イングルズのファウルを受けて獲得したフリースロー2本を落ち着いて成功させ、勝負を決めた。

ポールは、タッカーについて「彼は、チームの勝利のためなら何でもしてくれる。彼の能力は、スタッツシートに反映されるものではないんだ。それだけ価値がある存在」と称賛。そして、合計6本の3ポイントシュートを決めて勝利に貢献したセカンドユニットについても、ポールは、次のように称えた。

「セカンドユニットの選手にとっては、チームのスタイルでプレーするのは簡単ではない。ジェームズと自分がボールをハンドリングしているので、ボールに触る機会がない時間帯も出てくる。オースティン(リバース)は素晴らしいプレーをしているし、ダヌエル(ハウスJr.)も良いプレーをしている。チーム、それにコーチが彼らに自信を与えているんだ」

エースが不調でも、それをシーズン後半に修正できたディフェンスと、ベンチの力でカバーできるロケッツは強い。第4戦も決してロケッツにとって簡単な試合にはならないだろうが、王者ウォリアーズと対戦する可能性が高いカンファレンス・セミファイナル進出まで、あと1勝に迫った。