勝てば王座出場が大きく近づく第4戦が行われた。男子は強豪・拓大相手に60点差をつけられ惜敗。女子も接戦を落とし初黒星。王座に向けて暗雲が立ち込める結果となった。◆3・31~4・28関東学生1部リーグ戦(東京電機大レンジ他)▼4・21男子 …

 勝てば王座出場が大きく近づく第4戦が行われた。男子は強豪・拓大相手に60点差をつけられ惜敗。女子も接戦を落とし初黒星。王座に向けて暗雲が立ち込める結果となった。

◆3・31~4・28関東学生1部リーグ戦(東京電機大レンジ他)

▼4・21男子 対拓大戦(明学大レンジ)

 明大3835ー3895拓大○

▼4・21女子 対慶大戦(武蔵大レンジ)

 明大2459-2464慶大○

 粘りを勝利に結びつけることができなかった。王座進出へ一戦も落とすことができない状況で迎えた第4戦の相手は、実力者ぞろいの拓大。前半の50メートルでは4人が300点越えを達成するも、28点差を追う展開に。「負けていると悲壮感が漂ってしまう」(玉田健治監督)。悪い流れを何とか巻き返したい後半は、高木敬徳(法4=逗子開成)を中心に55点越えを連発。「全員に一体感があった」(玉田監督)と、全員アーチェリーで拓大に猛追した。しかし、猛攻実らず3825-3895で試合終了。「最後の食らい付きは次につながる」(八町友貴主将・政経4=明大中野八王子)。後半で真骨頂を見せたが、大事な一戦で白星を飾ることはできなかった。

 またもこの男がチームを引っ張った。第3戦で652点を記録していた高木は676点とこの日も絶好調。50メートルで328点を記録し、チームトップをたたき出す。勢いそのままに、後半は安定した射を見せ348点をマーク。「チームの雰囲気がすごく良くて、応援がアドバイスしてくれた」(高木)。最終学年での自己ベスト更新。第5戦で有終の美を飾る。

[髙橋昇吾]