4月21日に横浜アリーナで開催される「RIZIN.15」の前日計量が行われ、出場全選手が一発クリアした。

戦いを翌日に控え、極限まで鍛え抜かれた鋼の肉体を披露したファイター達。最適な肉体を仕上げるための減量秘話を、RIZIN世界バンタム級王者の堀口恭司選手に聞いた。

減量もダイエットもストレスを溜めないこと


「自分の場合、一つ下の階級であるフライ級の時は7、8キロ、多い時は10キロくらい減量がありました。その時は気を付けていましたが、今は1階級上のバンタム級に上げたので、5、6キロくらいの減量ならあまり気にならないですね」。

「元々は減量のやり方を知らなかったので、その時はかなり過酷でしたね。何も食べないで走ったりとか。本当にキツかったです。今の練習拠点であるATT(アメリカン・トップチーム)に移って、減量の仕方を教わりました。それで減量が楽になりましたね」。

「今どうやって減量しているかというと、ひたすら水を飲みます。1週間で5、6キロ落とすのですが、まず1日目は水を3リットルくらい飲みます。そこから、2日目は2.5リットルとか、どんどんどんどん減らしていく。体に水がいっぱいあるので、どんどん水分が抜けていきます。水をがぶ飲みすることで水を出しやすい体にするイメージですね。水だけで体重を作る、コントロールする感じです。それだとリカバリーも早いんですよ、水分を取った時にすぐに体が吸収してくれるので」。

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「食べ物に関しては、食べ過ぎないようにはします。バランスよくとって、水をガブガブ飲む。だから気持ち的にも減量しているという気持ちにならないです。心が滅入らないですね。わりと食べたいものを食べていますよ。そこまでいくとハッキリ言って気持ちなので、その気持ちをどうやって持っていくかが大切なので」。

「ただこれはプロの減量のやり方であって、一般の方のダイエットにはオススメできないやり方です(苦笑)。ダイエットの場合はやはり、食生活を節制して運動する、という基本の繰り返しになります。ただやっぱり、減量と同じでストレスを溜めないことがコツです。イライラしてダイエットを投げ出してしまうことが一番ダメなので」。


※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]