阪神―巨人5  2勝目を挙げ、声援に応える巨人・ヤングマン=甲子園【写真提供:共同通信社】


■ヤングマン(読売巨人)
○2−0 vs阪神(甲子園)
投球成績/8回 被安打3 奪三振6 失点0

 読売巨人の2年目助っ人・ヤングマンが、20日の阪神戦で8回3安打無失点の好投で今季2勝目。チームの今季阪神戦開幕5連勝に大きく貢献した。

 4月13日以来今季3度目の登板。初回に1番・近本光司の内野安打に守備のミスも絡んで無死3塁のピンチを背負ったが、「積極的に攻める意識を持って対応した」と後続を3者連続での内野ゴロで切り抜けると、2回2死1塁からは梅野隆太郎のスチールを捕手・炭谷銀仁朗が阻止。3回1死2、3塁のピンチでは糸原健斗を投手ゴロ、続く糸井嘉男を見逃し三振に仕留めて無失点を継続した。その後も幾度となく3ボールの苦しいカウントになったが、力強いストレートと武器であるカーブで緩急を使いながら粘りの投球を展開し、「低めに集めてゴロを打たせることを意識して投げた」とヤングマン。5回以降はヒットを許さずに8回3安打無失点で、守護神のクックにバトンを渡した。

 試合後の原辰徳監督は「ヤングマンが非常に粘り強く放って、何となく荒れ球が功を奏したというかね、ナイスピッチングでした」と計119球の粘投を評価。3月30日の広島東洋戦以来の今季2勝目を挙げるとともに防御率を2.50まで下げた右腕は、敵地・甲子園の雰囲気に「すごく良くて、ファンの方々も素晴らしくて、相手チームも素晴らしいので、この球場で投げるのは楽しいです」と笑み。外国人枠の関係で出番が限られているが、この日も確かな実力を証明。今後も原巨人を支える大きな戦力となりそうだ。