「ATP1000 モンテカルロ」(モナコ・モンテカルロ/4月14~21日/クレーコート)の大会6日目。男子シングルス準々決勝で、第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)が世界35位ギド・ペラ…

「ATP1000 モンテカルロ」(モナコ・モンテカルロ/4月14~21日/クレーコート)の大会6日目。男子シングルス準々決勝で、第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)が世界35位ギド・ペラ(アルゼンチン)と対戦。ナダルが7-6(1)、6-3で勝利しベスト4へ進出した。試合時間は2時間20分。

両者の過去の対戦成績はナダルの2勝0敗。昨年の「全仏オープン」でも対戦しており、ナダルは3セットでわずか4ゲームしか許さなかったが、今回は苦しめられた。

第1セットは、ナダルが自身のサービスゲームを3度連続で落とすという意外な形で始まる。この間ナダルによるブレークは1度のみ、ゲームカウント1-4とリードを許す。しかしそこはクレーキング。リズムに乗り出し4ゲーム連続で奪取。第11ゲームでミスが増えたナダルはさらにブレークされるも、第12ゲームでもこれを返し追いつくと、タイブレークでは圧倒しこのセットを制した。

第2セットでは勢いを取り戻したナダルが第1・第5ゲームでブレークに成功。ゲームカウント5-2で迎えたサービング・フォー・ザ・マッチでラブゲームブレークを許すが、続くゲームで再度ブレークし、ベスト4進出を決めた。

ナダルは試合を通して5度サービスを落とし苦戦したものの、7度ブレークして勝利をもぎ取った。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 モンテカルロ」でのナダル

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)