リングにアタックし続けた若武者

スパーズの次代を担うと期待されている2年目のデリック・ホワイトが、ナゲッツとのプレーオフ・ファーストラウンド第3戦でキャリアハイの36得点を叩き出し、118-108での勝利に貢献した。

36得点中24得点がペイント内での得点だったことが表すように、ホワイトは試合を通して攻めの姿勢を貫いた。試合後のインタビューでも「アグレッシブにプレーして、チームの勝利に貢献したかったんだ」と語った。

ホワイトは、1年目の昨シーズンにGリーグのオースティン・スパーズで24試合に出場した経験を持っている。昨シーズンはGリーグで平均20.1得点を記録し、チームの優勝にも貢献した。第3戦後の会見で、Gリーグでの経験について聞かれた彼は「とても大きな経験だった。自分の成長に繋がったし、通じる部分と、そうではない部分がわかったからね」と答えた。

スパーズのガードとしては、グリズリーズと対戦した2013年のカンファレンスファイナル第4戦で37得点を記録したトニー・パーカー以来最多となる得点をマーク。ナゲッツ指揮官のマイケル・マローンも、ホワイトのハングリーな姿勢を称賛し、「2日間も飲まず食わずのような気持ちでプレーしていた」と形容したほど。そして、グレッグ・ポポビッチからも「彼は素晴らしかった。他に言うことがないくらいだ。攻守ともに素晴らしかった」と絶賛された。

「みんなからはプレーオフでの経験が少ないと言われるけれど、Gリーグで経験してきたよ。冗談だけれどね」と笑顔を見せたホワイト。彼にとって、このプレーオフがブレークのきっかけになるかもしれない。