スタッフ全員と写真撮影&サインの大盤振る舞い

『ラストダンス』を終えたばかりのドウェイン・ウェイドは、今シーズンを通じて周囲への感謝を繰り返し言葉にしてきた。そして、選手としての彼を誰よりも支えてくれた人たちへの感謝を、行動で表した。

4月17日、ウェイドは、ヒートの本拠地アメリカンエアラインズ・アリーナのスタッフへの御礼として、従業員一人一人と写真撮影を行い、サインまでするサービスを行った。

文字通り全員と交流したウェイドは、Twitterに「僕たちを舞台裏で支えてくれたみんなへの感謝を示しただけ。これは、ブラザー(カロン・バトラー)から学んだことさ」と、投稿。この行為に感動したヒートのデジタルマーケティング部門のスタッフ、クリストファー・ペンダスは、「球団のスタッフのためにドウェイン・ウェイドがしてくれたことを、何と言葉にして伝えればいいか分からない。彼は立ち寄ってくれて、職員全員と記念撮影をして、サインまでしてくれた。彼は一度も休憩を挟まなかった。一度だって中断しなかった。全スタッフと交流するまで、その場を離れなかったんだ」と、Twitterに書き込んだ。

「こんなことは、誰もやらない。それに、やる必要があったわけでもない。彼はコートでもレジェンドだけれど、コートを降りてもさらにレジェンドだ。みんなの1日を、最高のものにしてくれてありがとう」

最後の最後まで周囲に対する感謝の気持ちを忘れず、それを行動で表したウェイドは、正真正銘のレジェンドだ。