オリックス―日本ハム6  5回1安打無失点で全球団勝利を達成した日本ハム・金子=ほっともっと神戸【写真提供:共同通信社】


■金子弌大(北海道日本ハム)
○7-3 vsオリックス(ほっと神戸)
投球成績/5回 被安打1 奪三振5 失点0

 北海道日本ハムの金子弌大が18日のオリックス戦に先発し、5回無失点で移籍後初勝利をマーク。昨季まで14年間所属した古巣からの勝利で、プロ野球史上18人目となる現存する12球団からの全球団勝利を達成した。

 今季2度目の先発となった金子は、1、2回と三者凡退の好スタートで、5回まで四球2つと内野安打1本のみの無失点に抑えた。「前回の登板より、ストレートでカウントを取れたことが大きかった」と振り返ったように、立ち上がりからコンスタントに140キロ台後半をマークした。相手先発の山本由伸は、150キロを超える速球が武器。金子が昨季まで所属し、エースとして一時代を築いたオリックスで次代の主軸として期待される投手だが、「いいピッチャーというのはわかっていたので、先に点は取られたくなかった」と金子。その言葉通り、1点リードで5回まで無失点でチームを勝利に導いた。

 オリックスでは14年間で120勝をマークし、2度の最多勝など数々のタイトルを獲得した。日本球界最高の先発投手と評価された時期もあったが、近年は故障に苦しみ、昨季は4勝のみに終わってオフに移籍となった。今季も初登板は先発だったが、その後3試合は中継ぎ登板となった。「今は先発でも中継ぎでも、任されたところでしっかり投げたいと思っている」とポジションへのこだわりはない。「平成最後のマウンドで、ここで勝ち投手になれてよかった」と喜んだ右腕が、令和の時代でチームの優勝に貢献する。