「ATP1000 モンテカルロ」(モナコ・モンテカルロ/4月14~21日/クレーコート)の大会5日目、男子シングルス3回戦で第6シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)が第10シードのダニー…
「ATP1000 モンテカルロ」(モナコ・モンテカルロ/4月14~21日/クレーコート)の大会5日目、男子シングルス3回戦で第6シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)が第10シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)と対戦。2-6、6-1、4-6でチチパスが敗れ、3回戦で姿を消した。
勝利したメドベージェフはこの後に行われる第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)とテイラー・フリッツ(アメリカ)の勝者と準々決勝で対戦する。
第3セットはメドベージェフのサービスゲームから。お互いにサービスゲームをキープして迎えた第3ゲームでチチパスが0-40と大きなチャンスを迎えた。1本はしのがれたが、続くプレーでチチパスがしっかりと決め、1ブレークアップとした。
しかし、直後の第4ゲームでブレークバックを喫し、ゲームカウントは2-2のイーブンに。
そしてお互いにサービスゲームをキープして迎えた第10ゲームでメドベージェフに0-40と3本のマッチポイントを握られたチチパス。1本はしのいだものの、最後はダブルフォルトをしてしまい、4-6で第3セットを落として3回戦敗退となった。
この二人には過去にトラブルが起きたことがある。それは初対戦だった昨年の「ATP1000 マイアミ」での試合終了直後。勝利したメドベージェフが握手後にベンチに戻ったものの、立ち上がりチチパスに向かって怒りをぶつけ、詰め寄ろうとした。主審がそれを止めたものの、メドベージェフは「突然5分もトイレにも行って」「レットも謝らないだと」「こっちを見ろ」など叫び、それに対してチチパスは足早にコートを去っていったというものだ。
チチパスはその因縁の相手にまたも勝つことができず、通算成績は0勝4敗となった。
(テニスデイリー編集部)
※写真は「ATP1000 モンテカルロ」でのチチパス
(Photo by Jean Catuffe/Getty Images)