■「ATP1000 モンテカルロ」(モナコ・モンテカルロ/4月14~21日/クレーコート)17日の大会4日目。男子シングルス2回戦で第5シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界49位ピエール ユ…

■「ATP1000 モンテカルロ」(モナコ・モンテカルロ/4月14~21日/クレーコート)

17日の大会4日目。男子シングルス2回戦で第5シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界49位ピエール ユーグ・エルベール(フランス)と対戦。錦織は5-7、4-6のストレートで敗れた。

錦織はこれで3月の「ATP1000 インディアンウェルズ」2回戦で勝利して以降、3連敗。出場2大会連続で初戦敗退となった。

試合後の記者会見で、錦織は「思うようになかなかボールをコントロールできなかったので、ちょっとミスは多くはなりましたね。それが1番の原因だったと思います。相手のボールもいい場面でいいショットが来てたり、自分がちょっと打ちにくい体勢にはなってたので、色んな理由はありますけど、彼(エルベール)のプレーも良かったと思います」と、敗因を語った。

そんな錦織の次戦は来週開催の「ATP500 バルセロナ」の予定。まずは連敗を止めて調子を取り戻すことを期待したい。

その他、シード勢が順当な勝ち上がりを見せている。第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)は、世界22位のロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)に6-1、6-1のストレートで圧勝した。

同大会11度の優勝、2016年から3連覇中のナダル。さらなる記録更新に向けて幸先の良いスタートを切った。

このほか、次世代のクレーキングと目される第4シードのドミニク・ティーム(オーストリア)は世界50位のマルティン・クーリザン(スロバキア)に6-1、6-4で勝利した。

また第3シードの21歳アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)は、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場の18歳フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)と対戦。両者初対戦となった若手対決は、ズベレフが6-1、6-4で制し3回戦進出を決めた。

◇   ◇   ◇

【4月17日 主な試合結果】

◆「ATP1000 モンテカルロ」

男子シングルス2回戦

〇ピエール ユーグ・エルベール(フランス)7-5、6-4 ●[5]錦織圭(日本/日清食品)

〇[2]ラファエル・ナダル(スペイン)6-1、6-1 ●ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)

〇[3]アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)6-1、6-4 ●[WC]フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)

〇[4]ドミニク・ティーム(オーストリア)6-1、6-4 ●マルティン・クーリザン(スロバキア)

〇[6]ステファノス・チチパス(ギリシャ)6-3、7-5 ●ミカエル・ククシュキン(カザフスタン)

〇[10]ダニール・メドベージェフ(ロシア)6-1、6-2 ●ラドゥ・アルボット(モルドバ)

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 モンテカルロ」での錦織

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)