2試合ともに最後までコートに立てていないNBAプレーオフ史上最大となる31点差からの大逆転勝利を果たしたクリッパーズ。ロードで1勝1敗のイーブンに戻した彼らは、明日の第3戦からホームで王者ウォリアーズを迎え撃つ。今シリーズ中、チームメート、…

2試合ともに最後までコートに立てていない

NBAプレーオフ史上最大となる31点差からの大逆転勝利を果たしたクリッパーズ。ロードで1勝1敗のイーブンに戻した彼らは、明日の第3戦からホームで王者ウォリアーズを迎え撃つ。

今シリーズ中、チームメート、指揮官のドック・リバースから称賛されている選手は、アグレッシブな守備が持ち味のパトリック・べバリーだ。第2戦ではファウルアウトとなったが、ハードなディフェンスでチームに戦う意識を注入し、逆転勝利に貢献した。そのべバリーは、第3戦前日、フィジカル色の強い試合になっていることを聞かれると「自分たちにとってベストなことは、ウチのチームがハードにプレーするという評価を得ていること」と答えた。

「ハードにプレーしていれば、時にファウルをコールされることもある。でも、審判は全てのプレーでファウルを取ることはないんだ。良し悪しはあるけれどね」

第1戦では、ケビン・デュラントを執拗な守備で苛立たせ、共に退場処分を受けている。つまり、2試合共に試合終了までコートに立てていなく、べバリーは第3戦での目標に、試合終了までプレーすることを挙げている。

「第1戦では退場処分を受けて、第2戦ではファウルアウトになったから、まだ最後までプレーできていない。フルでプレーできるように努力するよ」

第3戦でも、べバリーの守備が違いを生み出す可能性は高い。スタッツに表れないプレーも少なくないが、「地球上でベストのディフェンダーになろうと思ってプレーしている」という第2戦後のコメントからも、自身の役割に誇りを持っていることが伝わってくる。

ファウルアウト、もしくは退場処分を受けずに試合終了を迎えられるかも含め、べバリーのアグレッシブな守備は、第3戦でも注目ポイントの一つになりそうだ。