「ATP1000 モンテカルロ」(モナコ・モンテカルロ/4月14~21日/クレーコート)の大会4日目。男子シングルス2回戦で第5シードの錦織圭(日本/日清食品)を7-5、6-4のストレートで破…

「ATP1000 モンテカルロ」(モナコ・モンテカルロ/4月14~21日/クレーコート)の大会4日目。男子シングルス2回戦で第5シードの錦織圭(日本/日清食品)を7-5、6-4のストレートで破った世界49位のピエール ユーグ・エルベール(フランス)。そのエルベールは試合後、「これはとても素敵な勝利だ」と語った。ATP(男子プロテニス協会)が伝えている。

エルベールはこの試合、何度もピンチを迎えながらも全てしのぎ、第1・第2セットとも終盤にブレークを奪って勝利。自身3度目となるトップ10からの白星を掴んだ。

「たぶんクレーで、そしてキャリアの中で最も素敵な勝利の一つであり、本当に興奮している」「セーブしなければならないブレークポイントが10本あって、その難しいポイントをどうにか上手くプレーできて嬉しい」とエルベールはコメントしている。

エルベールは今年の「全豪オープン」ダブルスで優勝し、ダブルスでのキャリアグランドスラムを達成。シングルスでも今年2月に「ATP250 モンペリエ」で準優勝し、キャリアハイとなる36位を記録していた。

そのエルベールは3回戦で第9シードのボルナ・チョリッチ(クロアチア)と対戦する。チョリッチはジャウメ・ムナール(スペイン)をフルセット3時間28分の激戦の末破っての勝ち上がり。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 モンテカルロ」でのエルベール

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)