キャリア初のプレーオフは2試合で終了

4月16日、ウォリアーズは、クリッパーズとのファーストラウンド第2戦で負傷交代したデマーカス・カズンズのMRI検査結果を公表し、同選手が左大腿四頭筋の断裂により、無期限でチームを離れることを発表した。

今年の1月に左足アキレス腱断裂という重傷から復帰し、キャリア初のプレーオフ出場を果たしたものの、カズンズは再び大きなケガを負う災難に見舞われた。カズンズは、2018-19レギュラーシーズン30試合に出場し、平均16.3得点、8.2リバウンド、3.6アシスト、フィールドゴール成功率48%、3ポイントシュート成功率27.4%、フリースロー成功率73.6%というスタッツを残した。

昨年のオフにフリーエージェントになったカズンズは、どのチームからもオファーが届かず、ウォリアーズとベテラン最低保障額での1年契約を結んだ。それもこれも、王者の3連覇に貢献して改めて実力を証明し、フリーエージェントになる今年のオフにマックス契約を手にするためだった。しかし、再び長期離脱の可能性が高まった今、高額な契約を彼に提示するチームが現れるとは考えにくい。

まずはケガを治し、NBAトップクラスのセンターとしての力を、再び証明してもらいたい。